悲しい夢、他
いくつかの詩編です
悲しい夢を一人見て
僕は家路を急いでた
広いはるかな野原には
おだまきの花が咲いていた
悲しい思いを感じながら
僕は一人で泣いている
悲しい思いで泣いている
一体どうしてこんな目に
若い二人はあうのだろう
希望に満ちたこの世でも
若い二人は泣いている
悄然として泣いている
朝日は僕らを映し出す
僕らの家に忍び込み
僕らの朝を祝福する
小さな白い青い花が
高台の上に咲いていた
空は冴えわたり
風もなく
気候もまだおだやかだった
美しい宝石が
かつてこの高台にあった
全てを照らし光輝き
僕と談笑していた・・・・・
悲しい夢、他