悲しい夢、他

いくつかの詩編です

悲しい夢を一人見て
僕は家路を急いでた
広いはるかな野原には
おだまきの花が咲いていた

悲しい思いを感じながら
僕は一人で泣いている
悲しい思いで泣いている

一体どうしてこんな目に
若い二人はあうのだろう
希望に満ちたこの世でも
若い二人は泣いている
悄然として泣いている
朝日は僕らを映し出す
僕らの家に忍び込み
僕らの朝を祝福する
小さな白い青い花が
高台の上に咲いていた
空は冴えわたり
風もなく
気候もまだおだやかだった

美しい宝石が
かつてこの高台にあった
全てを照らし光輝き
僕と談笑していた・・・・・

悲しい夢、他

悲しい夢、他

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-05-02

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