05

山田

欲しい物は何もないのだった

それ以外には
何も

ただ覚悟だけがなく
一番居心地のいいところで
ゆらゆらとたゆたっている

欲しい物は何もない
そう言えるはずなのに
失うことを恐れている

このままどこへ行けるのか
行きたいのだろうか

もう随分と前から分岐点に立ち尽くしたまま
せかいは今も終わりに向かっている



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05

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-05-02

Copyrighted
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