ただ

ただあなたの側に居たかった

あなたの笑顔が見られたらそれだけでよかったのに
いつしか独り占めしたいと思うようになった
醜い感情が抑えられない
あなたにもっともっと振り向いて欲しい
気持ちが空回りしすれ違ってゆく心
僕はあなたの望むような人間にはなれなくて
やり場のない感情をぶつけてしまうまえに消えてしまいたかったんだ

僕がいなくてもあなたの日常は変わらない
やはり僕はあなたには必要なかったんだ
結んだ縁を断ち切るのは
半身を失うような痛みに耐えて
だけど僕がいなくてもあなたの日常は変わらない
その事実が一番心を抉る

ただ側に居たかった
ただ側に居たかった
ただ側に居たかった
ただ側に居たかった

ただあなたが好きだった

ただ

大切な人との別れは辛いですよね

ただ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-04-30

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