虚無
思い描いた未来は音を立てて崩れ落ち
支えてくれるものはもう何もない
もう何も望むものはない
偽りの微笑みを浮かべるようになったのはいつ?
虚しさと友達になったのはいつ?
わからない
わからない
もう何もわからない
どうだっていいや
もうどうだって
よく笑うよね
そう言われた
そう?
でもね
心から笑えてるわけじゃないんだよ
いつも虚しさと一緒にいるんだよ
悲しみと一緒にいるんだよ
でもね
それを知られなくないから
だからそれでも
笑ってるのさ
ほんとの自分は見せられないから
見られたくないから
強がってるだけ
ただそれだけ
虚無