02

ゆるやかに、春が終わる
ひまわりに連れられて夏が来て
立ち昇る入道雲の向こうから秋が来る
木枯らしに吹かれて冬の寒さが降り積もり
その下ではまた春が静かに咲き始める

つまり、生きている
生きて、来ている

ここに


1504282142

02

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-04-28

Copyrighted
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