銀河の妖精
始めましてアリシアです^^
初めてなので意味が伝わらないかも知れませんが楽しんでいただけたら恐縮です。
プロローグ
暗い、ここはどこ?儚く瞬く星も無い世界「無」
怖くはない、息も出来る、なのにどうしてか悲しい 誰か・・誰か私を助けて・・・
(哀れな戦士プルートよ・・
その膨大な力が故に銀河のはるかそこに閉じ込められた「道具」よ・・・
今こそ、わらわの力を使い再び地上に足をつけることを許そう)
光?あぁ・・きれいな暖かい光
(さぁ、わらわの手をつかめ)
手を伸ばす、なんて暖かい光だろう・・・
この瞬間こそが私の世界が闇から光に変わる瞬間だった。
第一章 冥王星、火星、水星、金星の守護者
暗い漆黒の空を飾るように星が瞬く銀河を一体の時空船が巨大なエンジン音をたてて漂っている
「こちら、時空船1873、銀河連邦に着陸します許可を」
多数の機械とうるさい機会音が飛び交う操縦室で着陸許可を求めているのは見た目17才の少女、
綺麗な黒髪は腰まで伸ばし、目は綺麗な緑、顔は鼻が高く、整った顔立ちである
「了解、着陸を許可します」
今日はすんなり許可が下りた、いつもなら目的まで聞かれるのに、何かいいことがあったとか?まぁ、興味ないけどね
操縦席から立ち上がる、ずっと座っていたから腰が痛い、軽く伸びをしながら副操縦席に視線を向ける
「んじゃ、後はよろしくね」
副操縦席には見た目14の少年が座っている。髪は茶色で無造作に跳ねている、目は水色で顔は女かと思うほどの童顔だ
「了解」
ん、いい返事。
ドアの前立ち指紋照合をする、これをしないと空かない仕組みになっているが毎度のことながら面倒くさい、いっその事ドアを壊そうとも考えたが修理費が馬鹿に出来ないのでやめた
(照合開始・・・一致)
電子文字が合言葉を催促する
「開けて」
ドアが開く、ずっと薄暗い操縦室にいたので目の前の光にめがチカチカする
天井から降り注ぐ光に目を慣らせながら仲間のいる中央会議室に足を急がせた。
銀河の妖精