一厘の花束 前編
私の星空文庫デビュー作。
男の子が惚れた女の子に贈られる一厘の花束を語り手とした話。
前編、後編に別れております。
短いです。
私はありふれた花。
安く売られてる花。
ありふれた花だから、普通の人はなかなか見向きもしない。
贈るなら良い花の方が良いらしい。
ただ、いたずらっ子が手に取る程度だ。
(・・・誰か、もらってよ)
花として、花の美しさを持って生まれたのだ。
ならば、もらってほしい、誰かに。
自分の儚い美しさが続く間に。
一厘の花束 前編
如何でしたでしょうか?
初作、コメントいただけると嬉しいです。