ハーメルンの冒険

ハーメルンの冒険

今回はクレヨンしんちゃんの映画であった「ブリブリざえもんの冒険」のパロディを通じてハーメルンの強い所を書きます。

昔々、リドラやケンチーはあちこちにいましたが、ハーメルンは1人しかいませんでした。
ハーメルンは星5なのにいつも「使えない」「ハズレだ」と言われて、倉庫番になっていました。
そんなある日、いつものようにBOX内の掃除をしているとジャンヌダルクとウィンディーネの会話を聞きました。

ウィンディーネ「知ってる? 英雄の神殿の横にある山の頂上には神殿よりすごいわくわくの実がとれるんだって。」

ジャンヌダルク「そうなんですか? 初めて聞きました。」

それを聞いたハーメルンは早速1人で山を登りはじめました。
するとその途中、超然モンスターのクシナダが泣いていました。 ハーメルンは無視して通り過ぎようとしましたが………

クシナダ「〔どうしたの?〕って聞いて………」

ハーメルン「…………どうしたんですか?」

クシナダ「ストライクショットを撃ちたいのに重力バリアが邪魔で撃てないの。」  

ハーメルン「あ、そうですか。 頑張ってください。」

クシナダ「つまらないつまらないつまらないつまらないつまらない………………」

ハーメルン「あーもう! 分かりましたよ!」

ハーメルンはストライクショットで重力バリアを解く事が出来たので重力バリアを解いてあげました。

クシナダ「ありがとう。 お礼にムラサメの全部のチケットあげる。」

ハーメルン「わーい。」

ハーメルンがいい気分で登っていくと、今度はツクヨミが泣いていました。
ハーメルンは今度は気づかれないように通り過ぎようとしましたが………

ツクヨミ「〔どうしたの?〕って聞いてください………」

ハーメルン「…………どうしたんですか?」

ツクヨミ「あと少しで倒せるのに火力が足りないんです。」

ハーメルンの友情コンボはワンウェイレーザーだったので火力が十分でした。ハーメルンのワンウェイレーザーのおかげで敵を倒せました。

ツクヨミ「ありがとうございます。 お礼としてこちらのムラマサのチケットをあげます。」

ハーメルン「わーい。わーい。」

ハーメルンがルンルン気分で登っていくと、今度はルシファーが泣いていました。

ハーメルン「どうしたんですか?」

ルシファー「私、次倒さないと負けちゃうの。 だけど相手に重力バリアを纏ってて難しいの………」

ハーメルン「重力バリア解いたら何かくれるんですか?」

ルシファー「私、今日は何も持ってないの………」

ハーメルン「…………………! じゃあダメです! まったく!何も持ってないのに困ってないでくださいよ!」

ハーメルンがプンプン怒りながら登っていくと、ハート屋がありました。
ハーメルンは少し考えてから、ハート屋に入りました。

ハーメルン「このチケット全部で金のハートをください。」

ハーメルンはルシファーの元に戻ると、ルシファーはまだ動けずにいました。

ハーメルン「はい、これあげます。」

ハーメルンはルシファーに金のハートをあげると、重力バリアを解いてあげました。

ハーメルン「重力バリアは解きました。 勝てる事を祈ります。」

ルシファー「ありがとう。」

ハーメルンは登ってとうとう頂上に到着しました。しかしそこにはわくわくの実どころか木すらありませんでした。ハーメルンはがっかりしました。

ハーメルン「結局は体力の無駄でしたね。 早く戻って掃除しないと………」

ハーメルンはふと、今まであった事を思い出しました。

クシナダ『ありがとう。』

ツクヨミ『ありがとうございます。』

ルシファー『ありがとう。』

ハーメルンは自分の心の中にたくさんの宝物があるとこに気がつきました。
ハーメルンは決めました。これからは自分を必要としている人たちのために頑張ろうと。

おしまい

ハーメルンの冒険

ハーメルンの冒険

  • 小説
  • 掌編
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-03-27

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