『ノースリーブの白い肌』

『ノースリーブの白い肌』

『ノースリーブの白い肌』

風がそよぐと

木々がざわめく

君の耳たぶは

異国の香り

歯をたてた僕に

身を引いて微笑む

瞳の奥の怯えを

歪んだ空気に乗せて

はにかんで目を逸らす

君の肌は透けるように白い

『ノースリーブの白い肌』

『ノースリーブの白い肌』

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-03-25

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