×ゲーム

 私、林田結城は、今すごいことに巻き込まれている。
 「あの×ゲームって何ですか?」
 「君は今すごいことに巻き込まれてるよね?」
 そのまた影に隠れた少年は当然のことを言ってきた。
 「だって後ろから殴られてここに連れて来られたんですよ?」
 その少年はきょとんと答えた。
 「違う違う学校で起こってることだよ」
 「学校で起こってること?」
 「そう、いじめ、面白いくらいに金取られてるね、何円取られたか知ってる?」
 また口調がスラスラに戻った。
 「そんなの覚えてない」
 私にとってはもうどうでもいいこと、私はもう決めたから。
 「五万三千円見事にゴミって数字だね」
 そんなに取られてたんだ。
 「はぁ…どうでもいいって顔してるね?」
 「本当にどうでもいいから…」
 私はもう疲れたからそして
 「心配する人もいないから?」
 心を見透かされたように話しかけられた。
 でも隠す必要はない。
 「そうだから死ぬ…」
 「そんなの僕がつまらない」
 そうは言われても…私はもう。
 「じゃあ×ゲームやってから死のう?あんなことやられたまま死んでも浮かばれないよ?」
 確かに本当に鬱陶しかった。
 「奪われたのもお金だけじゃ無いよね?」
 「気味が悪い…」
 つい言葉がもれた
 「酷いね、まぁいいよじゃあ×ゲーム開始するけどいい?」
 そんなに×ゲームってものがしたいのかな?
 「したいよ、ここにいるとすごい暇だもの」
 心をまた読まれた。
 「じゃあ×ゲームのルールを言うね」
 まがいなりにもゲーム、ゲームにはルールがある。
 「ルールはたった一つの簡単なものそれは、相手を同情してはいけない。」
 変なルール
 「質問は?」
 特にない、それよりもよく息が切れずにしゃべる。
 「ないんだね」
 ゴーンゴーン
 鐘がなり出した、この音は学校では聴いたことがない。
 「もう時間だよ、バイバイ」
 笑いながらそう言われて後ろから殴られた。
 気がつくと家のベッドで朝を迎えてた。
 「はぁ…何だったの」

×ゲーム

はいどうも第三回目です。
読んでいただき本当にありがとうございます。
まだ×ゲームは要素がない! はいそうですすみません。次には出します(でかいものとはいってない)ではまた次回に~
 
ここからは雑談を私はサッカーが好きなのですが新しい代表のスタメンに本田が入ってない!ってことで激怒してましたwまぁでも後半に出てきてくれて本当に嬉しかったですねこれからの代表実に見ものですね。

×ゲーム

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-03-22

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