近未来小説「 Neo Border - The near future -」

近未来小説「 Neo Border - The near future -」

Episode 3 守護妖精と森

守護妖精とは、スマホなどのモバイル機器の中に妖精が生まれ、オーナーと一緒に生きていくような、一種のアプリのようなものです。
そして守護妖精システムとはそれをつかさどっているものです。

詳細は少し複雑です。
ただ、ひるがえせばこの近未来小説がありふれたフィクションではないことがわかるでしょう。

知っていますか?巨大企業IBMはホログラフや、人工知能の模倣体に力を入れ、ある聖域に踏み込みました。
Googleは衛星企業をも傘下に収め、マイクロソフトのセキュリティ技術、アマゾンのクラウド。
そして2015年はウエアラブル端末が一般に浸透するレベルにまで便利さと価格が折り合い、 2016年プライバシー保護システムが試作され守護妖精システムの創造を可能にします。

やがて人間はこの守護妖精の成長と共に全てが大きくかわっていくことになりますが、 実はこれは"木"を見ているにしかすぎません。
少し遠ざかって"森"を見たとき、守護妖精は時代の一端でしかないことが分かります。
実は"森"はITの未来であり北欧神話になぞられた世界樹なのです。

なぜ北欧神話?

ごもっともです。
では、そろそろ近未来の"森"のお話をしなければいけませんね

近未来小説「 Neo Border - The near future -」

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  • 小説
  • 掌編
  • 冒険
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-03-15

Copyrighted
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