純白のドレス
純白のドレスのうしろに
薄汚れた花嫁が見える
愛にすがり生きるのは
もう疲れたよと
やつれた彼女は言いました
いつか僕も彼女みたいに
なっちゃいそうで
少し怖いです
愛を求めすぎたせいで
愛を忘れてしまった
誰も信じれなくて
でも一人にはなりたくなくて
気づいたら泣いていた
我慢するネジが壊れちゃった
自分に伴わない
プライドだけが
大きくなっちゃって
泣いても喚いても
変わるはずなんてないのに
本当に馬鹿みたい
毎日怖くて
本当はもう嫌なんだ
だけど
ここをさよならするだけの勇気も
ここで這いつくばる勇気も
なくしてしまった
涙でぼやけて
君の顔も見れないなんて
僕はどうしたらいいのだろう
純白のドレス