きょり

僕を僕たらしめるもの
それはきっと君だよ
そう信じてみたいから

足りない物に気がついたよ
だから今追いかけている
ちょっと待ってよ
そこの自転車さん
物理的距離縮まればきっと
心の距離だって少しは縮まるはずなんだ
だから
もっと君と話したい
くだらない話をしたい
そしていつの日にか
互いに求めあえたら
浮ついた僕の心
無闇に描く理想は空に溶ける

朽ちていったあの日の恋みたいに

きょり

きょり

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-03-15

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