失望
東京が冷たいのではない
私が冷たいのだ
それに初めて気がついたとき
背筋がぞっとしたことを良く覚えている
それは眼を背けてきた事実であった
田舎にいた時にはできたことが
都会に出たからと言って
できなくなるということは
結局 そういうことなのだろう
私は 私に絶望した
他人の眼とか
流れとか空気とか
いろんなものに染まって
何が大切かを見失うような
そんな弱い私に
私は絶望した
失望
東京が冷たいのではない
私が冷たいのだ
それに初めて気がついたとき
背筋がぞっとしたことを良く覚えている
それは眼を背けてきた事実であった
田舎にいた時にはできたことが
都会に出たからと言って
できなくなるということは
結局 そういうことなのだろう
私は 私に絶望した
他人の眼とか
流れとか空気とか
いろんなものに染まって
何が大切かを見失うような
そんな弱い私に
私は絶望した
失望