なんちゃら星人の話
宇宙には人口衛星の残りカスのゴミが凄いスピードで地球の周りを回っているとテレビの二ユースが言っていた。
ほっておくと大変なことになるらしい。で、これらを掃除する人工衛星を開発するとか?これがゴミになったときはどうするの?
汚染された物を移して、そこがまた汚れて、どこかに移して・・・この星の人々は果てしないことが好きなようだ!
『なんちゃら星人の話』
地震、津波、原発、日本はどうなるんでしょうか?
その前に、〈宇宙のゴミ〉の話をニュースでやっていました。
使い終わった人工衛星が宇宙のゴミとなって大変なことになるから、これを掃除する人工衛星を作るらしい??ではこの人工衛星のカスが貯まったら・・・どうも人間は果てのないことを考えるのが好きなようだ。
徐染したものを、どこかにおいて、また汚れて、徐染して・・それをまたどこかに・・・
笑えない話。
塾をやっていたとき、英語を、物語を使って教えていました。
薄い教科書やワークより、よっぽど読む力(会話・発音は???ですから)は付きます。同時に国語も?『走れメロス』『宮沢賢治』は受験生。それから、アニメの絵が綺麗な、『蛍の墓」『魔女の宅急便』も使いました。これは物語を知っているので推測が出来るのです。(カラーで僕らの時代にはなかった)
2年生に「なんちゃら星の人々」(名前が出てこない病)という物語(短い)を使いました。
この星の人々は「青く美しい星」地球に憧れていました。
あんなに美しい星にはきっと高い文明があり、人々は平和に暮らしているのだと憧れていました。
何とか、その思いを届けたいと思って、ロケットなるものを作りましたが、宇宙の向こうに届くようなものは作れませんでした。諦めてはただ美しい星を眺めていました。
その青い星からロッケトが飛んできました。私達の思いが届いたのだと思って、胸をわくわくして中を開きました。何と出てきたのはゴミばかり。次も、次も。
なんちゃら星の人々は「青い星」を見てはため息を漏らすようになりました。
ある日、とっても大きな宇宙船の様な物体が飛来しました。
きっと、「青い星の人々」がやって来たのだと興奮しました。
人々は乗っていず、出てきた物体に触れると、死ぬか、大やけどをしました。
その星の科学者に尋ねると、放射能らしいという答えでした。天然に微量出す物質はこの星にも存在するが、こんなに大量の放射能を出す物質は出来ないといいました。定期的に飛来船は打ち上げられて、中身は同じ「放射能のゴミ」でした。
なんちゃら星の人々は、この物体を地中深く埋める、穴掘り作業に終われ、「青い星」を呪うようになりました。
こんな物語を、平易な英語で書かれていました。
そのときは、「教えるためのテキスト」でしたが・・・
今、「教えられるテキスト」のような気がしています。
了
なんちゃら星人の話
笑えない話でしょう。