君へ。
僕は。
ねぇ、君の事がすきだよ。
綺麗な黒い髪もくりくりした大きな目も、楽しそうに笑う君の笑顔も。
でも全部じゃないんだ。
アイツのためにセットした髪。君の視線の先にはアイツがいて。
分かってはいるんだよ。君は僕のものにならないんだって。
だけど、全てが愛しくて。愛しくて、愛しくて。
僕のものにはならないのに。
どうしたらいい? 僕のこの気持ちはどこにやったらいいの。
君への気持ちはこんなにも大きくなってるのに。
でもね、そんな事には君はきっと気付かないんだ。
気付かないまま僕のすきなあの顔でにっこり笑うんだ。
あぁ。君がすきだ。
君へ。
初投稿です。