ひかり
いくら目を瞑ってみても
いくら耳を塞いでみても
あなたからつたわるこの熱は
どうにも僕をはなしてくれそうにない
ああ 僕を包んでいく温度の影に
少しばかりの疑念
この確かな光の暖かさを浴びてなお
いったい何を疑おうというのか
ちいさな部屋に満ちる
分かったようなため息
惨めな冷たさ
偽物の暗闇
陽の光はすべて照らし出し
ゆっくりと溶かしていく
そしていずれ
見つけてしまうのだろう
影で怯える ちいさい鼠を
ひかり
いくら目を瞑ってみても
いくら耳を塞いでみても
あなたからつたわるこの熱は
どうにも僕をはなしてくれそうにない
ああ 僕を包んでいく温度の影に
少しばかりの疑念
この確かな光の暖かさを浴びてなお
いったい何を疑おうというのか
ちいさな部屋に満ちる
分かったようなため息
惨めな冷たさ
偽物の暗闇
陽の光はすべて照らし出し
ゆっくりと溶かしていく
そしていずれ
見つけてしまうのだろう
影で怯える ちいさい鼠を
ひかり