『 初夏の旅人 』

熊亀

「とっても素敵な村ですね。少し、ゆっくりしていきたいと思います」

私が『くま』を知らないって答えたら、旅人さんはにっこり笑ってそう言った。

「ええ、是非」

彼女の茶色くて綺麗な体毛が、優しく流れる風に揺れた。

『 初夏の旅人 』

『 初夏の旅人 』

極短小説。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-02-05

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