虹

どシロートですっ…
頑張ったつもりですが…私の心の中のお話です

『あっみてっ虹だよっ』小さな声が私の耳にも届いた。ふと見上げると夕暮れ色のキャンパスに色の絵の具を重ねた素敵な虹が淡く輝いていた。そうあのころ見た虹と全く一緒だった。そう彼と見たあの虹と…

幸せだったあの頃と寂しさに埋もれている今。私の時はすごいスピードで進んでいるのに空のキャンパスはあの頃とかわっちゃいない…不思議…なんて思ってぼーっとしてたら着信音が聞こえた。

着信なんて無視をして心赴くまま空を眺めていた。虹はとうに消えているのに不思議と吸い込まれるような空。現実から目を背けてこんなふうに空を眺めてるのもいいなっておもった冬の夕暮れだった。

切ないお話です 散文詩になってなかったらごめんなさい…

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-01-30

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