未来探偵ミニューイ 4

この作品は、本当にあった事件を元に書かれています。

最終回「涙のバースデー」

「ゾゲゾゾ皇帝バンザーイ!!」
叫び声を上げながら自爆スイッチを押すジャン・ポール・ペーターハウゼンスターには弟の裏切りにより自身の宇宙艦隊が瓦解した事など知る由も無い。そして、明るい光とともに砕け散るペーターハウゼンスターの乗った旗艦『オロチ』号なのであった。
「お父さん、お誕生日おめでとう」
大奈松教授の誕生日を祝い「ハッピーバースデー」を歌う銀之丞とピンチョ、マスカヌール。バースデーケーキに立てられたロウソクの火を吹き消す大奈松教授は、マスカヌールを体外に排出した時に激しく尿道を傷つけていた。激痛に耐えながらも笑顔を作る大奈松教授にとって、まさに「涙のバースデー」である。
大奈松教授は、笑った。泣きながら笑った。銀之丞も笑った。ピンチョも、マスカヌールも笑った。それでいいじゃないか。地球の危機は去ったのだ。
その時、大奈松教授宅の勝手口のドアが開き、大きな声が家中に響き渡った。
「ちわーっす、『未来探偵ミニューイ』でーす。ご注文のビールひとケース、お持ちしましたーっ!」

THE END

未来探偵ミニューイ 4

未来探偵ミニューイ 4

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-01-29

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