ピンクの空。

ピンクの空。

ピンクの空。
騒がしい教室の窓から見えるピンクの空。
ふるびた商店街に似合わないピンクの空。
彼女と彼の帰り道にぴったりなピンクの空。
泣き虫な私に不釣り合いなピンクの空。
このピンクの空が続くなら、ふるびた商店街と泣き虫な私の居場所はどこにあるのだろう。
どこまで歩けばあるのだろうか。
そんな事を考えながら歩く。
家につくころには、空はふるびた商店街と泣き虫な私の居場所になっていました。

ピンクの空。

ピンクの空。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-01-18

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