The world fell in darkness
僕は、何のとりえもない少年だったはずだ
だけどあの日から変わってしまった
僕は、普通の少年だった・・・
僕は、何のとりえもないただの少年だった・・・
そう、あのときまでは、
僕は、いつものように学校に向かおうとしていた。
ふと誰かに呼ばれた気がした
だが、誰もいない
気のせいかと思いまた歩き始めると
また呼ばれた
後ろを向いた
だがそこには、誰もいなかった
だが次の瞬間
なにがあったかわからない
わかったのは、
僕が後ろから殴れたということだけだ
意識が遠のいてゆく
意識を失う寸前
そこには、笑いながらこちらを向く女性の姿だ
そして僕は、意識を失い倒れた・・・
どのぐらいの時間がたったのだろう
僕は、意識を取り戻しあたりを見渡した
ここは、どこだろう?
そんなことを思っていたときだった
ふと後ろから声をかけられた
「やっと目を覚ましたのね。」
「びっくりしたんだから森の中を散歩していたら君が倒れていたんだもの!」
「ところで君は、なんていうの?」
「僕の名前は、・・・」
「何だろう」
「なぜか思い出せない・・・」
「ほぉ~ん君は、あれかあのぉ~そう!記憶喪」
「見たいですね・・・」
「ところでここは、どこですか?」
「え! あぁ~ここは、私の家だよ」
「そうじゃなくて~・・・」
「あぁ~ごめんごめんここは、果ての先ってゆうとこだよ」
「はぁ~じゃあここは、日本のどこですか?」
「日本?」
「どこそこ?」
「え!」
どうやら僕は、日本でもないどこかに来てしまったらしい
外に出たら周りは、木がたくさん生えている
どうやら森か林のようだ
ここは、いったい・・・
「おい坊主,飯にするぞ」
「あ・はい」
「ごはんいただいていいんですか?」
「いいっていいって」
「私にできることなんてこんなことぐらいだから」
「ありがとうございます」
「そうだ君の名前どうしよう?」
「それなら記憶が戻るまであなたが仮の名前をつけてください」
「わかったわ」
「う~んじゃあ君の名前は、木葉 達樹 でどうだ」
このは たつき
「わかったいい名前ありがとう」
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その後、浜木さん(助けてくれたお姉さん)から話を聞いたら
この世界には、噂(うわさ)でしかないけどどうやら魔法使い
と言われる人々が存在するらしい
どうやら本当に僕は、地球以外のどこかに来てしまったらしい
ここは、いったい・・・
そして、気を失う前にいたあの女性は、いったい・・・
あの女を見つけ出せば元の世界に戻れるかもしれない
そのときだった僕の中に不思議な何かが憑いた気がした・・・
The world fell in darkness
初めての作品なので
暖かく見てください