小春日に
きのう吹いていた冷たい風が嘘のように止み
明るい朝の陽ざしを浴びて可愛い目白のつがいが
山茶花の小枝を揺らし 薄赤い花びらを地面に散らしています
楽しそうに囀りながら 仲良く花の蜜を吸っているのを
もっと近くで見ようと思いましたが
遠くからそっと眺めていることにしましょう
飛び去ってしまうと 私の寂しい胸の想いがさらにもまして
いまにも涙をこぼして しまいそうに思えるから
< 新川和江先生に捧ぐ >
小春日に
きのう吹いていた冷たい風が嘘のように止み
明るい朝の陽ざしを浴びて可愛い目白のつがいが
山茶花の小枝を揺らし 薄赤い花びらを地面に散らしています
楽しそうに囀りながら 仲良く花の蜜を吸っているのを
もっと近くで見ようと思いましたが
遠くからそっと眺めていることにしましょう
飛び去ってしまうと 私の寂しい胸の想いがさらにもまして
いまにも涙をこぼして しまいそうに思えるから
< 新川和江先生に捧ぐ >
小春日に