海の音

書きながら話を考えてるので、自分自身もこの話がどうなるか分かりません。なので自分でこの続きはどうなるのだろうとか思ってます。
少しずつでも書いていければ良いなと思います。

少女と海の話です。

学校の帰り道、海が聞こえる。学校は坂の上にあり、屋上からの眺めは緑が生い茂る大きな森が見えるだけ。高い建物はなく、代わりに何千年も生きる大きな木が建っている。海は聞こえるだけ、姿は何処にも見当たらない。
梅雨が訪れ雨の空に飽き始めていた彼女は、空をちらっと見て大きなため息をついた。彼女は雨が嫌いだった。今年の春は晴れの日が多かった。そのせなのか、雨の日が懐かしく雨を楽しんでいた。それも一週間も過ぎれば飽きてしまう。雨は森の水の流れる音を消し自分を強調して来る。海に繋がる音を雨は遮るのだが、梅雨が開けると雨に感謝する。海に繋がる音が大きくなり海の音が聞こえるよになる。夏休みが今年もやって来た。久しぶりに海に会える。耳を澄まさなくても聞こえる、波の音も潮の香りも目で見ることさえ出来る。溢れる喜びを抑えながら電車に揺られるのだ。夏休みの宝物を見つけるために。

海の音

書くのって大変なんですね…
これは本当に少しずつ書いて行くことになりそうです。
ポジティブに書くぞー!!

海の音

海と気まぐれな少女の夏休みのお話。少女は普段友達の中心にいる子ですが、夏休みは特別で海の近くに住むお祖父ちゃんの家で一人でのんびり過すのが恒例。しかし今年の夏はさらに特別なものに…

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-01-12

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