ボクは原っぱに寝ころんだ


ボクは筒を耳にあてて風をきいた

風は いつもより大きくて高い音だった

ボクは筒を目にあてて空をみた

空は いつもより暗くてせまかった


原っぱが言った

ほらね やっぱり

君の世界はかんたんに変わる

読んでくださった方、ありがとうございます。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-01-04

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted