MONO

ガムは,舐め続けても無くならないという伝説
ハイチュウはガムでないという伝説
熟考の後,やがて辿り着く
・・・Eraserはガムであると

伝説を遂げるのだ
MONOの真白に空の悲壮を見落とし
鼻を突き抜ける未来に弾性エネルギーの可能性を見るのだ
具体的には,消しゴムを食べるのだ

思い返してみれば,生ぬるい世界であった
まるで,消しゴムを食べている私の口の中のような世界であった
そして,私という存在は,この消しゴムのようなものであった

やがて神は降臨し
消しゴムを食べるとダイエットになるという理を得たという

MONO

MONO

  • 自由詩
  • 掌編
  • 冒険
  • ミステリー
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-01-04

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