ポッキーの日

スマホゲーム「モンスターストライク」の二次創作物です。

ティーガー「紀伊ちゃん紀伊ちゃん、今日はどうやらポッキーの日らしいんだ」

紀伊「それがどうしたのじゃ」

ティーガー「ポッキーゲーm」

紀伊「断る」

ティーガー「早っ!」ガーン

紀伊「そもそも11月11日がポッキーの日だというのはお菓子会社の作略であろう?儂はそんな作略には乗らんのじゃ」

ティーガー「...ふふふ、勿論紀伊ちゃんならそう言うと思っていたさ!」ニヤァ

紀伊「なんじゃにやにやして」

ティーガー「なら、ポッキーゲームで負けた方がパフェ一杯奢るって事でどうかな?」

紀伊「望む所じゃ」キリッ

ティーガー「(わぁ、面白いくらいに引っかかった...可愛い)」

紀伊「はよう、パフェが儂を待っておる」キラキラ

ティーガー「ふふん、私は負けないよ!」パクッ

紀伊「はむっ」パクッ

ティーガー「(え、ちょっと待ってこれ予想外に近いちょっと待って紀伊ちゃん可愛い肌こんなに滑らかだっけ目がまるで星空みたいにきらきらしてて心なしか頬も赤いしもしかしてこの状況の事意識しちゃってるのこれ!?)」ドギマギ

紀伊「ふゃ、ふゅんひはひひはほ?」

ティーガー「ふぇ、ひょっほはってひいひゃん...」

紀伊「はひひっへふほはわははんほひゃ(何言ってるのかわからんのじゃ)」カリカリカリカリ

ティーガー「(やばいやばいリスみたいにかりかりポッキーかじる紀伊ちゃんやばいもう形容詞が付かないくらいにやばいほっぺふにふにしてる近い近いおでこ可愛いああ唇がぷりっとしてるもぐもぐして動くほっぺ可愛い髪の毛近くで見たら半端ないくらい綺麗ふわっふわてかもう唇がすぐそこに!?あ、あとちょっとで唇と唇がひっつくって、それってき、きききキス!?こんな形でって、そ、そんなのぉ!)」

ティーガー「駄目ぇっ!!」パキッ

紀伊「ふぇ?」モグモグ

ティーガー「はぁー、はぁー.../// 心臓に悪い.......///」モグモグ

紀伊「ぬかったなティーガー!儂の勝ちじゃの!という訳でパフェは儂のモノじゃ」モグモグゴックン

ティーガー「そ、それどころじゃあ...」

紀伊「駄目じゃぞティーガー!約束は約束じゃ!今から早速行くからの♪」ウキウキ

ティーガー「うん...なんかもう、紀伊ちゃんが喜ぶならそれでいいや...」

紀伊「どうしたのじゃティーガー?まるで真っ白な灰に燃え尽きたかのようじゃぞ」

ティーガー「萌え尽きたが正しいかもね...」

紀伊「...?」

ティーガー「あはは、紀伊ちゃんは気にしなくていいよ、大した事じゃないしね。しっかり帰りしにパフェ買ってあげるよ」

紀伊「.....ティーガーが元気じゃないのなら、儂はパフェなんていらないのじゃ...」

ティーガー「き、紀伊ちゃん?」

紀伊「だからの、ティーガー?元気出してくれんと、嫌なのじゃ、儂は笑ってるティーガーの方が好きなのじゃ」

ティーガー「.............紀伊ちゃん...まさか、あの時の事、覚えて...」

紀伊「?何の事じゃ?」

ティーガー「...ううん、何でもない。じゃあパフェ屋さん、行こっか」ニコッ

紀伊「デラックスいちごパフェがよいのじゃ!あのどでーんとした姿に儂は憧憬の念を抱く事しかできん!」

ティーガー「そ、それってめちゃ高い奴じゃ.....ま、今日くらいいいか...」

紀伊「勿論はんぶんこじゃぞ!」

ティーガー「ふふ、ありがとね」

ティーガー「(全く、紀伊ちゃんには敵わないや...)」

ポッキーの日

どうも管理人です。「ポッキーの日」どうでしたか?これは本来11/11に投稿したものです。まぁポッキーの日記念なんだから11/11に載せないでどーすんだよって話ですね。今回は百合、というよりお菓子にしか目がいってない紀伊ちゃんと珍しく慌てるティーガーのイメージで書きました。うーん、百合チック。ご意見、ご感想等あれば、次回作の参考に致しますので、どしどし送ってくれたら嬉しいです。Twitter→(@mnst_gakuen)

ポッキーの日

11/11投稿作品。ポッキーの日、というものを知ったティーガーさんは勿論行動に出て…?

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-01-03

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

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