Twitterで140文字じゃ足りなかったとある人に贈る小説の書き出し

テレビのノイズみたいにチカチカ映ったり映らなかったり、笑う君。
光って消えてまた現れて、
笑う怒る泣く。
時間は戻ったり進んだり、
今自分は何時のどこに立っているんだろう。
笑う君、午前零時、星と一緒に光る君。消えて、嗚呼、
腕時計を見る。
針は動くのをやめた。
断片的に映る君、テレビのノイズのように、
色も、姿も、声も、
ノイズに、
掻き消されて、
「もういっかい」
ノイズの中でも君の言葉がしっかり聞こえた。
時計の針は
いま
巻き戻る。

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-12-31

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