力の進む道 第3話

~イベント~

街を旅たって10分後

そういや、なんで俺が勇者?この世界に街なんて数百あるだろ。
あれか?王様会議的なもので決まってんのかな?みごとくじ引きで決まりました的な。
だとすると俺の他に5,6人は勇者がいるのかな?
ライバルかぁ~。青春系とか主人公の考えを否定して自分の考えを貫く系。
そして終盤には主人公の考えを納得し始めてきて最終的に2人のドラゴン使い相手にダッグバトル・・・・
あとはあれか。弱者はこの世にいらないとか言い出す独裁者系。
全員出てきそう。ていうかいるだろ、絶対。

ここで俺の武器を少し紹介。
太さは、モン○ンでいう太刀と大剣の間。以外に軽いから使いやすい。
形は真っ直ぐ。日本刀みたいにはできないか。さすがに。
長さは、えーっと、剣道やってる人はわかるよね?竹刀でいう37?
俺の身長に合わせた感じ。たぶん俺の身長178だよ。大きいね俺。
剣道やってない人にいうと、俺の身長の脇のちょっと下。
武器はこんなもんですはい。
防具とかは別にあt 

‘ザッ‘

!? 足音! いいね~。初めてのモンスターか。
そして俺の反応速度も速いね~。 さぁ出てこい!モンスター!!
 
「ワウゥン(鳴き声)」

”ヒトマルンがあらわれた”

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あっ、テキストさんどうも。
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えっとね、説明しようか。
体は丸い。そして手足はある。パック○ンを想像してもOK。
色は緑。 ただね。目がニヤケテル。口も。
指が常に動いてる。 キモイ。最初に出会ったモンスターキモイ。 
せっかくの気合が0になった。ある意味恐怖だよ。
仕方ない。倒すか。
こんな時に合う技があったぜ。いくぞ!
「正直言って~、キモイ!!(技名)」
「ぴぎゃあああああああ」
 
”ヒトマルンを倒した。 経験値が2あがった。 2ゴールド手に入れた”

技名的に鼻毛を使いながら倒したかったがまぁいい。
切った感触はあったよ。けどグロテスクにはならずに、エフェクトが出てくる。
それで消滅。全年齢対象だね。
地図の感じでは夕方ぐらいに街に到着だな。
回復ポイントが近かったら ①HPぎりぎりまで戦闘
②いいぐらいのLVまで戦闘 っていう感じだから街に着くまでカット。

~勇者満足後~
あ~疲れた。Lvは8まであがった。
こんぐらいになると十分だろう。最初のダンジョンは必ず弱いし。
戦ったモンスターの紹介はしない。めんどい。
そして戦ってる間に気づいたこと、俺が念じると「はなす」とか「そうび」とか
「どうぐ」とかの表示が空間に出てくる。未来的な感じで最高。

おお~、門だ!ついたついた。早く飯食いたい。
今たぶん夜の7時。
おじゃましまーす。
ふうむ。周りはけっこう賑やかだな。なんだ、事件とかないのか。
てっきりここでダンジョンイベント発生するかと。
そんなことはいい。今は飯だ! 飯屋飯屋・・・

「明日、私行くからね!!」
「まだそんな事を!!ダメなものはダメだ!」
「もう!絶対行くんだから!!」
おっふ。せっかく店を見っけて扉を開けたらこれだよ。
イベントフラグ建築しちゃったよ・・・。 仕方ない。回収しようか。
「何があったんです?」
「?お主は誰だ?」
あ、俺あの王様がいた街の名前知らねぇ。どうしよう。
「え、えっと・・・・向こうの街から来た勇者です。証明ありますよ?」
自ら勇者と名乗る事がどれほど恥ずかしいか。
「なに?勇者様?その証を見せていただきたい。 うむ、確かに。」
「何?勇者?」
「え?勇者様?」
「お、ついに誕生したのか!?」
「おお、魔王が滅ぶ時が来たのか!!!」
「うおおおおおお。宴会だああああああ」
「おおおおおおおおおおおおおお」
「酒だあああああああ飯だああああああ」
俺が勇者だと分かったとたんうるせぇ。恥ずかしいんだよ結構。
「ささ、どうぞ席に!」
「え、あ、ああ、どうも」
半ば強制な気がせんでもないが。
まぁ飯が食えるならいいか。楽しそうだし。
「ああ、それでさっきの揉め事は?」
「それがですね・・・・」
俺に巻き込まれたおかげで只今この爺さんと一緒の席になってます。
「実は、明日は正式な魔法使いになる儀式のようなものがありましてな、
遺跡にある魔法石を取ってくることが条件なのです。」
「ああ、あの女の子ですか。」
女の子つってもたぶん俺の2つ3つぐらい年下だったかな?16歳?17歳?
「それで何か問題でも?」
「それが・・・元々遺跡にはモンスターがいたのですが━━━━もちろん
その中を通って石をとるのですが━━━━魔王が現れてから、
その遺跡のモンスターが前より強くなっているのです。」
「それで行かせたくないと。」
「察しがよくて助かります。」
「でもあの女の子行きたいって言ってましたね。強いモンスターがいるのに?」
「姉がいましてな。やはり魔法使いなのですが。その姉に憧れていまして。
早く自分も魔法使いになりたいと・・・」
「なるほど。」
分かりやすい話だ。
「どうかあの子を止めてくださいませんか?」
ここで止めたらイベントが終わるなぁ~。そんなのは面白くねぇ!
やっぱり俺の答えは・・・・・・・・
「いや、俺が護衛しますよ。2人なら大丈夫でしょ?Lv上げにもなるし。
あの子を願いを叶えてあげたいです。」
「本当ですか!有難うございます。なんと心強い事か!
後で娘に連絡をしておきます。
さぁ!そうとなればうちの村のご馳走をたらふく食べて力をつけてください!
おーい、みんなーー」
「任せな村長!」
村長だったのか。こりゃ娘をしっかり守らんとな。
よーし、食うぞ~。

てな訳でイベント立てたところで終わります。また次回!

                                    

力の進む道 第3話

どうも、BESHUです。ほんとうはダンジョンの入口まで行きたかったんですが、自分で文章の長い短いの区別がつかないのでここで終了させました。読者の事を考えて長いのはめんどいだろうなぁ~と思って書いておりますので、短いと思ってる皆様にはここでお詫びします。
どうやらゼクトの名が、ナ○・スプリングホールドの師匠の名前とかぶっていた事に漫画を読んで気づきました。かぶらんような名前にしたつもりなんだけどな~。     

後、一人称視点なんで話の流れが早いね。このままだとダンジョンも早く終わりそう。無駄に字数を増やさねば(使命感)。ということでありがとうございました。
次回もお楽しみに~。

力の進む道 第3話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-12-20

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