浅紫

秋乃 憂

 白さが降りるpm4:00
 その中に、一筋の灯りがちらついている
 
 街のイルミネーションよりも魅力的で
 自然の映し出す幻想の魔法
 造形物は美しいけれど、どこか人工的で
 氷を模倣したような、冷酷さを思わせる

 遠くに、浅紫の夕景を見た
 いつかそれに、頷いてもらえたらいいのに
 いつかそれが、永久になればいい、
 のに

 だけれどもそれは、瞬く間に失くなるだろう
 藍に紛れて、冷たい、見えない誰かが頬を翳めて


 

浅紫

浅紫

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-12-13

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