赤い狐と緑の狸

赤い狐と緑の狸

緋麒

あの日、僕は決めたんだ。

ーだから、君を守るって!!!

昔、むかし

あるところに雌狐がおりました。
その狐はやや体が小ぶりで、尾が大きく二股に割かれていました。

狐は、
林の中を目に見えぬ早さで駆け巡り、風を起こすのが大好きであったそうだ。

里に降りてきては人間達から、芋や魚、米を貰っていた。

里の子供が林で迷えば、一番に見つけるのはこの狐だったとか。



里の人たちとつかず離れずで暮らしていた狐は
ある日、林で一人の男に出逢う。


(こなとこに。人だ。迷子かな。)

男は不審であった。
薬の香りがするが、薬屋がもつ薬箱がなく。
身なりもあちこちら土や枝が付いていて汚かった。



年に一度ものを燃やすために掘られた穴。
大熊達だってまだ冬眠には早い。
そういえばあっちには蜂の巣があったや。

赤い狐と緑の狸

赤い狐と緑の狸

「ごめんなさい。さようなら。」 小さな茶舞台の上に貼られた一枚の付箋紙。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-12-11

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