無音。

梓ゆい

誰かの心に寄り添って

ただ

静かに手を握ろう・・・・。

ほんの少しだけ立ち止まり

ひとまわりした視界の先で

こぼれた涙を見たならば・・・・。

「声を聞いて欲しい。声をかけて欲しい。」

沢山の人の中では

見えにくい事が多くて

誰かの命と共に消えてゆく物ばかり・・・・。

何かに気が付いて欲しいと願い

神様は

心と感情を与えた・・・・。

痛みを忘れず

何かを失わぬよう

それらの先に重しをつけて・・・・。

無音。

無音。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-12-08

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