魔女と人間死のゲーム・魔女のお茶会
キャアアアアアアアアア・・・・・
「くっくっくっ、ゆかいゆかい!!あはははは・・・!!
そんなに騒いでも、誰もいないというのに。
さすがは人間っ!!あはははは・・・!!」
世界一グロい魔女 ベルチェン・アルベルタは、逃げ回る美紀を見て、ケタケタと笑った。
「キャアアアアア・・・誰かぁ!!たすけてー!」
「一生、いうていろ!!あはははは・・・・!!」
アルベルタは、心の底から楽しんでいた。
美紀は、アルベルタに捕まったら終わりだと思い、必死で逃げた。
ばたばたばたばた・・・・・
ゴトンッ・・・
「・・・?こんなときに何よ!!」
美紀は下を見ると、直美と、久美の顔が、落ちていた。
「ひいいいいっ・・・!?」
声にもならない悲鳴をあげた。
「くっくっくっ・・・どうだ?友達の顔だけというのは。面白いであろう?あはははは・・・・!!」
恐怖で怯えている美紀を見ながらアルベルタは、美紀をからかうように笑った。
「・・・っ!!なっなによ!!こんなの、作ろうと思えば、つくれるわっ!!」
「ほぅ、おもしろい!!それが、偽物に見えるか?どうだ?」
そっそれは・・・。
美紀は心の中で考えた。
確かに・・・、直美と久美の顔は生暖かい。
この温さは、本当の人間の体温だ。
でもっでもっ!!
信じたくない!!
今まで普通にいっしょにいる、いれると思ったのに・・・!!
美紀の頬に一筋の涙が流れた。
美紀の瞳には、たくさんの涙。
それを見て笑う、アルベルタとバルゼバブ。
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「・・・なぁにこれ。つまんないのぉ」
一人の少女が言う。
少女の名前は、カルロッタ・ミラル 無限の魔女だ。
「・・・確かに。つまらない。アルベルタは何をしているのだ。」
その次に言葉を発したのは、ミラルの双子の兄 カルロッタ・アルフ 無限の魔王だ。
アルフは、世界にたった一人の魔王だ。
「・・・ uno due。まだこんだけかぁ。早くもっと殺せばいいのにぃ。ねぇ、アルフ。」
「ほんとうだ。早く殺せばいいのに・・・」
魔女と魔王が集うお茶会、始まり始まり。
魔女と人間死のゲーム・魔女のお茶会
ヘンなところで、終わると思いますが、続きを書きますので、お待ちください。