1話 開幕ミニ四駆ワールドフェスティバル

第三回世界グランプリ開催が決定し、この日は岡田鉄心率いるミニ四駆連盟が第三回世界グランプリの打ち合わせで集まっていた

鉄心「第三回世界グランプリの開催が決定したけどその前にすごいことをやる予定じゃ」
ミニ四駆連盟「ミスター鉄心それはどういうことですか?」
鉄心「第三回世界グランプリを記念してミニ四駆ワールドフェスティバルを開催することを決定する」

「ミニ四駆ワールドフェスティバル?」

鉄心は大会のルールなどを説明した

ミニ四駆連盟「ミスター鉄心の考えはわかりましたがいくらなんでもそれは難しいのでは
世界グランプリチームは第三回世界グランプリの準備などで忙しいでしょうし」

鉄心「世界グランプリレーサーと一般レーサーじゃレベルが違いすぎると言いたいのかのう?」

ミニ四駆連盟「はい!!
世界グランプリレーサーは今まで各国のトップに立ち世界グランプリに出ています
そんな彼らに挑戦しても勝ち目は薄いでしょう
きっと決勝最終レース6人はグランプリレーサーが独占することになるでしょう
それに第三回世界グランプリが控えているんですよ
彼らのレベルを考えてもらわないと

鉄心「世界は広い!!
なぁ土屋?」
土屋博士「あ、はい!!そうですよね
我々の知らない未知なる可能性がまだまだたくさんありますそれはグランプリ、一般関係ないように思います
現にグランプリレーサーと一緒に走れることを夢見る子供たちがたくさんいます 」

そして土屋博士と鉄心はミニ四駆連盟を説得し、ミニ四駆ワールドフェスティバルが正式に開催されることになった



土屋研究所で久しぶりにビクトリーズは集まっていた
藤吉「なんでげすか博士
話って」
土屋「あぁみんなも知っている通り第三回世界グランプリが始まる
だがその前にそれを記念して一つ大きな大会が開催するんだ
ミニ四駆ワールドフェスティバルだ!!」
次郎丸「ミニ四駆ワールドフェスティバルだすか?」
豪「博士それって一体何なんだよ」

土屋博士は大会の詳細やルールなどを説明した

烈「なるほど今回の大会は僕らグランプリレーサーだけじゃないんだね」
J「それに今回はチーム戦じゃなくて個人戦なんだね」
土屋博士「そういうことだ
ちなみに世界グランプリで決勝レースに出たわれわれビクトリーズ、それにアイゼンヴォルフ、アストロレンジャーズ、ロッソストラーダの中で豪君、ミハエル君、ブレッド君、カルロ君はワールドフェスティバルの決勝レースにそのまま出られるんだ
つまりシードというわけだ」

藤吉「豪君だけずるいでげす」
次郎丸「そうだすアンちゃんこそシードに相応しいだす
うんこ野郎はただ単にかっとびコースアウトするだけだす

豪「なにー!!次郎丸どういう意味だ~!!」
烈「よせよ豪」

J「確かに世界グランプリでは豪君が実質1位だったしね
仕方ないよ」
豪「J」
土屋博士「それに今回は個人戦だからねみんながライバルというわけだ」

豪「もちろん優勝はこの俺だけどな」
次郎丸「アンちゃんだす!!!」
藤吉「わてでげす」
烈「いつもはチームで戦ってるけどたまにこうして個人で戦うのもいいね」
リョウ「あぁ」

すると二人の男が研究所に現れた

烈「黒沢君!!」
豪「まこと!!」

黒沢「よう相変わらずだな」
豪「何しに来たんだ?」
黒沢「ばっかやロー俺たちもワールドフェスティバルに出るんだよ」
豪「何でお前たちが出るんだよ」
まこと「今回の大会は僕たち一般参加レーサーも出場できるんですよ」
豪「へ?そうなの?」
烈「さっき博士が説明したばかりだろ!!」
藤吉「豪君なーんも話聞いてなかったんでげすな」
次郎丸「やっぱりこんなうんこ野郎にシードはもったいないだす」
豪「なんだとー!!!」

黒沢「予選で必ず勝ち上がり決勝でお前たちと戦う
だからお前たちも必ず決勝に進んでくれよ」
まこと「スーパーグレートジャパンカップ以来ですね

リョウ「そうだなお前たちと個人でレースができるかもしれないのか
楽しみだな」



同じくイタリアチームもオーナーに呼び出されていた

カルロ「なんだ話って」
オーナー「お前たちを呼び出したのは他でもない
これを見ろ」
カルロ「ミニ四駆ワールドフェスティバルだと?」
オーナー「そうだ第三回世界グランプリ開催を記念した大会が行われる
お前たちグランプリレーサーだけなく一般参加レーサーも参加する」
ジュリ「なーにこれ個人戦じゃない」
ゾーラ「決勝に出られるのは20人か」
オーナー「そうだしかしカルロ以外は出なくていい」
リオーネ「どういうことだ」
オーナー「カルロが我がイタリアロッソストラーダでトップだ
カルロ以外に優勝できる保証はない」
カルロ「それで報酬金は?」

オーナーは彼らが度肝を抜かれるほどの金額を与えると約束した

ルキノ「カルロてめえだけいい格好しやがって!!」
オーナー「待てお前たちにもやってもらうことがある
決勝レースでカルロの出るブロックのマシンを全て破壊するんだ
成功したらカルロだけでなくお前たちにも報酬を約束する」
リオーネ「ヒューそいつは面白い」
ルキノ「ふっ一般参加レーサーなんてはっきり言ってゴミ同然だ
100台でも200台でも潰してみせますよ」
ジュリ「イヤーねわたしたちカルロを優勝させるための噛ませ犬ってこと
でもこれはこれでいいわね報酬金も出るし
それにルキノの言う通り一般参加レーサーなんてレベルの低い連中が集まったようなものだわ チョロいわね 」
ゾーラ「カルロ必ず優勝してくれ」
カルロ「報酬金が出るんならどんなレースでも勝って見せるさ」

1話 開幕ミニ四駆ワールドフェスティバル

まだ途中なので各話ごとに内容の追加や補正を行うつもりです

1話 開幕ミニ四駆ワールドフェスティバル

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-12-04

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted