便利屋村井1
1-1
村井良也(ムライ・リョウヤ)それが俺の名前である、両親は幼い頃離婚し、母に育てられた、村井は母の姓である、父とは、母、公認で出会っている、北条恵里香(ホウジョウ・エリカ)さんという女性に高校二年の時、ヴァンパイアに襲われたところを助けられ、以来、彼女の弟子となり、憧れでもあり、高校を卒業し、恵里香さんの元、一人前になった俺は、恵里香さんが去ると、同時に、「便利屋村井」を始めた。
「撫子、今回の依頼は」
「今回の依頼はね~「ベルベット・サンクチュアリ」肉体強化の魔術を扱う、との、ことです、お兄ちゃん」
ベルベットは吸血鬼だ、吸血鬼は、歳を取らない、味覚が血に、のみ特化され、食欲求に耐えられず、人を襲い、血を吸う、脳と心臓が弱点であり、日に当たっても、塵となる、後、頭と胴が分断されても、塵と、なる、ニンニクも十字架も効きやしない、吸血鬼と人間のハーフも、いる、そういう奴は、弱点は吸血鬼と同じ、でも、日にあたっても、平気、殺しても、塵には、ならな、い、そんで、グールは、吸血鬼に咬まれた人間が、そのウィルスで、異常をきたした、固体、肉を食らう、主に人間の、弱点は吸血鬼と同じ、だが、日のあたる場所でも、奴らは平気、だ、殺しても、塵にはならない、都会ではない、ここでも、吸血鬼はそれなり、に、そんで、情報をくれたのが、神崎撫子(カンザキ・ナデシコ)、黒髪の長髪、服は並であり、スカート、彼女はまだ小学生であり、俺のパートナーである、俺はこともあろうに、当時から小学生だった、彼女と夜を共にしてしまった、俺も彼女も初めて同士だった、というのも、彼女から「良也お兄ちゃん、抱いて」と、どっから知識を得たのか、まあ、その、俺も、相手が相手だけに、と思ったのだが、欲望に負けた、どうとでも言え、撫子、彼女の言い分からすれば、俺との関係は、彼氏と彼女、の、関係、らし、い、だが、この子の歳を考えると、俺は、どういう種類の思いからなのか、と、ふと、思う時が、ある、彼女はまだ、そう、小学生なのだか、ら、だが、そんなことを、忘れさせてくれる、それくらい、彼女は、俺を好いてくれて、いる、彼女は「巫女」の家系の娘で、色々、厄介、魔獣の召喚、その他、色々利用されるというので、うちで預かるうち、そういう、それが、俺が一人立ちした、二十一の頃、現在は二十三である、でも、処女ではなくなった彼女は、もう、何の価値もない只の女の子、表向きは「処女」というのも、まあ、バレたら神崎家によって引き離されてしまうので、彼女とは、同じマンションで暮らしても居る、家事もしてくれ、抱いてもいる、彼女は、頭がよく、パソコンを駆使して、依頼をこなし、俺の最高のパートナーであることには、間違いない。
学校の成績も上位のようだし、家から学校まで一緒に歩いて登校、事務所から学校まで、歩いてお迎えもしている、神崎家からは、俺を良く見てもらえている、だが、小学生に手を出したなんて知られたら、いや、考えるのは、よそう、
「夜には結構だ、一応ワルサーだけは持っておけ、な」
「了解であります」
彼女の使用銃は「ワルサーP99」まだ、吸血鬼も、人間も、撃たせたことがない、俺が、そうさせないように、何とか、して、いる、茶色の革ジャン姿の俺は「グロック17(サード)」を、茶色い革製のショルダーホルスターの左側に、右側に予備弾倉二つ、服で隠し、今回は、手榴弾(レモン)を、一個、所持、手榴弾何て、普段は持っていない、俺の髪は、黒髪、下は青いジーパン、白シャツ、そんなところ。
夜が来る、彼女を助手席に乗せ、黒のセダンで潜伏先の廃墟に、で、到着、
「絶対に、出るなよ、隠れてろ、な」
「うん、分かった」
いつものやり取り、で、俺は一人、向かう、
「おうおう、おいでなすった、よくこれだけ集めたな」
わらわらと、数だけはいるな、俺は、銃撃を開始する。
「シャアアアアアアアアアアアアッツ」
まず一体、銃撃二三、
「きっさまああああああああああああああ」
銃撃二三、
「悪いね、俺の相手じゃない」
銃撃二三、塵となる、
突然発砲音がする、いつもの、
「撫子!!!!!!!!」
俺は車に向かう、車の助手席に群がる奴ら、
「チッ」
銃撃二三、カートリッジ交換、いつもの、というのは、合図、危険が迫っている、という、
「その為、でも、ないんだ、が」
銃撃二三、
「良也お兄ちゃん」
「心配するな、撫子、いつも、こと、おら!!!!!!」
吸血鬼を蹴飛ばして、銃撃二三、
数も減った、な、
1-2
本星のところ、に、
「俺の手下を、中々やるな、小僧」
「どういたしましてっ!!!!!!!」
銃撃二三、腕で止めた、
「強化の魔術、か、面倒だ、なっ!!!!!」
発砲しながら、接近戦に、
「笑止!!!!!!!」
「ガッ!!!!!!!」
この腕力、接近戦どころ、じゃ、
「お兄ちゃんを放して!!!!!!!」
撫子、銃を手に、
「お嬢ちゃんか、威勢がいい、美味しそうだ」
俺を放し、撫子の方に、こうなりゃ、
「撫子、頭を下げろ!!!!!!!」
手榴弾(レモン)をくらえ、
「きさ!!!!!!!!!!」
爆発する、その間に、奴の後ろを取る、銃撃二三、
奴が塵となる、
「ご愁傷、さ、ま」
肩の力が、ぬけ、る、
「良也お兄ちゃん!!!!!!」
抱きついてくる、撫子、
「この、ぬくも、り、か」
俺を助けたのは、
「良也」
彼女を抱きしめ、口づけを、
「帰ろうか」
「うん!!!!!!!」
俺たちは、事務所に帰る。
彼女の勇気、には。
頭が下がる。
ほんとに。
ほんと。
な。
2
「うちの撫子を、ほんと、良也さん、ありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ、はは、はは」
神崎家に顔見せ、偶に、ね、
「撫子が大人びて見えるのも、良也君、君のおかげ、ハハハハハハハハハハ!!!!!!!」
「いや~親父さん、それは、ど、どうで、しょ、しょう」
「良也お兄ちゃん、大好き!!!!!!」
まあ、撫子がこの調子だから、ね、
「近頃妙な噂があって、撫子を、どうか、お守り、を」
「神家士郎(カミヤ・シロウ)という、堕ちた陰陽師がおってな、何でも「大蛇」を、召来せんとする儀式を、と、噂が、な」
「大蛇って、あの、八頭の大蛇、のことでしょう、か」
「そうです、邪神の大蛇を召来するには、その、やはり」
撫子が、か、その心配は、無意味だと、は、言えないよ、ね、
「良也君、頼む、撫子を、撫子を、どうか、どうか!!!!!!!!」
「親父さん、おばさん、撫子は、俺が、必ず」
例え「巫女」でなくても、召来の儀式で、どんな副作用があるか、考えただけでも、俺は、
「良也」
心配そうに俺にしがみつく撫子、
「俺が、傍にいる、な」
安心した顔をする、撫子、
その後は、親父さんの計らいで、飲みにつき合わされ、将来は撫子を俺の嫁に、と、だが、抱いた事を知ったら、結界に閉じ込められて、消えるんだろうな、と、いつも頭を過ぎる、撫子は無邪気に俺に甘えてるだけで、いつも神崎家に来る前は、夜の事は秘密だぞ、と言ってはいるけど、な。
「撫子の身を案じ、聖堂教会にも使いを寄越したのだが、良也君、ちと、勝手が過ぎた、かな」
「いえ、仕事柄、教会に知り合いがいますし、確認だけは」
「撫子のこと、頼みますね、良也さん」
はい、と、おばさんにも、
「今日は、このくらいに、飲酒運転は、ね」
「そう堅い事言わずに、ほれ、もっと飲みなさい」
親父さん、もう、無理だって、
と、途中で退席、俺と撫子は、事務所に、で、事務所に到着。
「嫁入り前、てか、それ以前の、俺って、最低だ」
「良也お兄ちゃん、チューして」
で、それを了承する俺も、俺で、
「撫子、俺が、守ってやる、だkら、な」
「うん、心配しない!!!!!!」
ほんと、無邪気だよな~。
だが、教会の依頼人って、
ま、いっか。
誰、でも。
誰でも。
な。*
3
「「ヘンリエッタ・ブランシェッド」植物系統の魔術師、か、武装は、短機関銃「MP5KA4(クルツ)」二丁、で、良し、かな」
「人の体内にも種を植えちゃうなんて、怖い、人」
「俺はそういった、協会から離反した魔術師も殺してるんだ、どっちが、怖い、か、な」
紙をペラペラ見ながら、撫子と話す、
「良也お兄ちゃんは、そういった、悪い人を、倒してるんでしょ」
「人を殺してるなら、善悪はないよ、撫子ちゃん」
「子ども扱いしないで」
悪い悪い、と、ま~、いつものこって、
「それに、俺みたいなのもいれば、本当に誰でも殺す奴もいる、便利屋は、都合が良いんだよ、色んな意味で」
師匠が違えば、仕事の取り方も変わってくる、俺は恵里香さんだったから、今の俺がある、それに、お前に出会えた。
「さあて、準備にかかるか、撫子、銃を携帯しろ、な」
「うん!!!!!!!」
この子は、俺と一緒なら、どこでも、嬉しいの、かな、と、和む、そう思いつつ、夜、車に、乗る、で、現場に到着。
「撫子、この辺り、だよ、な」
「この周辺で、間違いない、と、思う」
パソコンを見る撫子に問う、で、車から降り、携帯している機関銃二丁の内の一丁を空にぶっ放す。
「余り大きな音を立てないで貰えるかしら、私の大切なプラント(植物)達が、驚いちゃう、ウフ」
長髪の女性が姿を見せる、こいつ、か、
「お前が「ヘンリエッタ・ブランシェッド」か」
「だったら、ボク」
「お前を、殺す」
銃を向け、そのまま、銃撃開始、だが、種を植えられた人間達が、向かって来る、銃撃、銃撃、銃撃、
「何て人、私のプラントをむざむざと!!!!!!!」
「もう、人間じゃ、ない!!!!!!!」
短機関銃を両方捨てる、グロックを取りだし、銃撃銃撃、銃撃、
「まだよ!!!!!!!!」
土の中から、蔓が出て、それを俺は、避ける、銃撃銃撃、銃撃、カートリッジ交換、銃撃、銃撃、走る、
「何て!!!!!!!」
「チッ」
蔓を避け、銃撃二三、彼女が倒れた、
警戒しつつ、近寄り、
「ガッ!!!!!!!」
うっ、この女、自分にまで種を、まだ生きて、俺の首を締め上げる、だが、俺は、その女の顔面に、銃撃二三、
「終わった、よ」
「良也」
撫子は心配そうだ。
とんだ女、だ。
魔術師って。
これだ。
から。
な。
4-1
「神家士郎から寺院に招待状が届いたよ、あそこは霊脈強いって聞いたし、もう、直ぐにでも、召来(お)ろしたい、みたいだ、な」
「ええ、そうみたいですね、良也さん一人では、やはり無茶な相手、でしょう」
マリア・クラエス、彼女は「聖堂教会」ってとこの神に仕える断罪者、シスター、帽子からは金髪が出ていて、胸もある。
「どうしてマリアなの、お父様の使いじゃ不満だって言うの」
そう怒るなよ、そう、俺は、撫子の親父さんの言う人とは、別の人を寄越したのだ、マリアとは古くからの付き合いだし、な、撫子との関係は秘密だけど、
「撫子、俺はな、お前を守りたいんだよ、マリアは信頼出来る、強いからな」
「撫子ちゃんは、いつも私には冷たいのね、良也、あなたまさか、撫子ちゃんと」
「で、で、出来てない、よ、な~、な、で、し、こ、ちゃ、ん」
「ぶん!!!!!!」
嫌な流れだな、だが、マリアの、赤い柄の、長剣、投合剣術は、伊達じゃ、な、い、シスターの衣服が魔術衣で、その中に、無限の剣を内包して、いる、とか、
「俺も、用意しよ~っと、撫子、ワルサーを、な」
「子供に銃を持たせるなんて、神崎家はお怒りね」
「私、子供じゃないもん!!!!!!」
そうやって、いがみあいつつも、俺は最近、撫子が「良也お兄ちゃん」からだんだん、「良也」と呼びつけになっているのが、距離が近くなったからなのだろうか、それとも成長しているからなのか、少し寂しい気も、と、俺たちは、それぞれ準備をした、短機関銃二丁、いつものように、助手席は暗黙の了解で撫子、後ろにマリア、で、発進、寺院に到着。
「撫子、何があっても、出てくるなよ、良いな、な」
「う~、わかっ、た」
「良也の言う事は、素直に聞くのね、妬けちゃうわ」
だから、マリア、冗談でもそういうことを、だ、な、と、俺は内心思いつつ、二人で寺院に、
「来てくれるとは、安心した、が、ここの雰囲気は良いものだろう、大蛇の召来にはもってこい、だ、が、どうしたことか「巫女」の姿がないようだな、良也君、後は、誰か、な」
和式の服の男が、言う、
「俺の名前を知っていてくれて、どうも、だがな、俺だけじゃないぜ、マリア、言ってやれ」
「マリア、マリア・クラエス、です、以後、と言いたい所ですが、以後はなさそうです、ね、神家、神家士郎」
投合、長剣を、手に、彼女は言う、
「アハハハ、教会の方でしたか、通りで見かけない顔だと、私も有名なのですね、光栄です、が、私の陰陽術は、伊達では」
銃撃開始、銃撃銃撃銃撃、
「話しは良い、巫女は、いらん!!!!!!!」
「良也、あなたって、人、わ」
仕方なしに、マリアも動き出す。
「蛇壁!!!!!!!」
黒い蛇の壁、銃弾が、弾かれる、
「チッ!!!!!!!」
「芸がないですね!!!!!!!!」
マリアの投合剣、蛇によって阻まれる、
「蛇束!!!!!!!」
蛇が鎖の如く、伸びる、銃撃銃撃銃撃、
「弾は足りませんよ、その程度でわ!!!!!!」
チッ、限がない、こうなったら、機関銃を放り捨てる、
「マリア、俺をあいつの元へ!!!!!!
4-2
「無駄な事を!!!!!!!」
「無駄かどうか、教えてさし上げます!!!!!!!」
マリアの声、同時に何十、何百、何千、の投合剣が、蛇たちは貫かれ、奴の身を守る蛇の盾も、その隙間、俺は、銃撃二三、驚愕する奴は、血を吹いて、倒れた、
「俺たちは、結構、やる、だろ・・・・・」
「私の活躍あっての、ですけど、ね」
だから、俺たちって、言った、のに、このシスター、だが、敵にまわすと怖いのは、シスター、か、
「撫子、俺たちの、勝ち、だ」
「良也!!!!!!!」
抱きつく撫子、やっぱり、成長、か、な、
「やっぱり、何か、妙だ、わ」
何がだよ、その目。
後ろめたい事は。
ある、けど。
あるけど。
良いさ。
これ。
で。
5-1
「神童将斗(シンドウ・マサト)殺人鬼、か、警察から依頼が来るとはな~、以前もこういうケースあったけど、家庭環境は、親は母一人子一人、母親は男遊びばっかり、学歴は優秀、父親とは繋がりなし、最低限の生活はあった、か、年齢は、二十二、ね、どう思うよ」
「良也お兄ちゃんは、お母さんが良い人で、良かった、ね」
「う~ん、まあ、そうだわな、荒れてた頃もあったけど、穏やかに対応してくれたし、今があるのは、お母さん、の、お陰、でも
、ある、か」
因みに、俺は学生時代バスケットボール部に所属、副キャプテンを務めていた。
「そうだよ、親は大切にしなさいって、お父様やお母様が、ね」
それとこれとは、な、
「親が最低だと、子供はどうなるんだよ、それでも感謝しろって、そういうこと、か、な、で、し、こ、ちゃ、ん」
「そ、それは、わ、わかん、ない、けど、大切にしないといけない、と、思、う」
撫子は、良い親に、だが、俺が、この子を、何か、心が痛い、
「さて、準備に入ろう、資料から、場所は割り出してるよな」
「う、うん、良也お兄ちゃん、この人、殺す、の?」
「警察を振り切る奴だ、手だれだぞ?俺が殺されちまうよ」
「そ、そっか、良也お兄ちゃん、死なないで」
心配してるな、そうそう、な、
「をいをい、俺を誰だと思ってるんだ、さ、支度しろ」
「うん!!!!!!!」
直ぐ笑顔になる、だから、この子を、俺は、と、今回はグロックだけで十分だろう、俺たちは、車を出す、
「待ってろよ、絶対、降りて来るな、良いな」
「う、うん!!!!!!!」
良い笑顔だ、さて、と、と、俺は廃ビルの中に、今回は、当たり、か、な、
「神童将斗、いたら、返事、をっつ!!!!!!」
いきなりナイフの刃先が、俺は腕を受け止める、
「俺を、呼んだ、かい」
「俺は、長話は好きじゃない、とうこう、しろ、でなければ」
腕を振り解く、そして、銃撃二三、
「アハハハハハハ!!!!!!!もう撃ってるじゃね~か、警官じゃないな、へ~殺し屋って、本当にいるんだ、何人殺したの?俺はまだ八人だけ、ど」
「俺は数えちゃいない、数え切れない、俺とどっちが強いか、腕試しだ、な、神童、君」
銃撃二三、早い、訓練でも受けてたのか、腕を切られる、
「神童、か、確かに頭は良いさ、でもな、家は地獄だったよ、毎晩違う男が、俺の、俺の母さんを、母さんを!!!!!!」
銃撃二三、奴はナイフで弾を弾いた、カートリッジ交換、銃撃二三、
「母親を愛していたのか、それは、お気の毒に!!!!!!」
銃撃二三、奴が俺の懐に、蹴りを受け止め、俺も蹴り返す、
「いいや、憎かったね、俺の事を見ていない、あの女が、俺は、だが、不思議だよな、他人を殺っちまったよ、もう、戻れない!!!!!!!!」
「俺が、終わらせて、やる!!!!!!!!」
何処で練習したかしらないが、俺は、奴のナイフを胴で受け止め、そのまま、奴の胸に、銃撃二三、
「撫、子、ちょっと、てこずっち、まった、わ」
「良也、良也!!!!!!!!」
この子に心配だけは、と、
5-2
思っていた、が、な。
俺はそのまま、病院送りとなった。
・・・・・・・・・・・・
「体って、意外と頑丈だよ、な」
「リンゴ、剥いたから、口を、ね」
撫子に介抱されるのにも、慣れてる。
「俺は、幸せ者だよ、な」
撫子の頬を手で感じ、思う。
「私、も、だよ」
彼女と俺は、口づけ、を。
交わす、そう。
この子を、守る為。
俺は生きねば。
俺は、そう。
感じ。
る。
6-1
「霧崎麗華(キリサキ・レイカ)今回は、彼女と、俺と、マリアで、敵「霧崎藍斗(キリサキ・アオト)を、討つ、以上」
霧崎麗華、彼女の武器は刀、「一閃」と言う技を持っている、黒い長髪を一つに結んでいる、下は青のジーパン、上は白シャツ、
「兄が外道に落ちたことを、申し訳なく、思って、い、る」
「強さを求める余り、魔術師でも、よくあること、心中お察しします」
「教会にも、そういう人、幾らでも」
そう撫子は、俺は缶コーヒーを飲み、つつ、
「こ~ら」
と、撫子に、言う、協会と聖堂は犬猿だから、言わないの、そう、聖堂は、魔術協会を嫌っている、異端と、して、そういう聖堂も、魔術を扱う異端だ、が、な、それは、言わないよう、に、
「柿峰流が、次の、狙い、か、でも、言っちゃ悪いけど、銃と刀って、どっちが強いのか、ちょっと気にな、いや、何でも」
「私一人では何分と、父上が、それで、私は、良也殿の、所、に」
そう、だ、麗華とは、以前から、も、色々と、、仕事で、共闘したり、した、仲、だし、な、
「良也お兄ちゃん」
何でそういう目で見るのよ、、焼き餅、女性ばかりで、か、仕方ないじゃないの、ね、
「神よ、良也を、どうか、許したまえ」
十時きるなよ、でも、撫子との関係を思うと、痛い、児童ポルノ法が、少々、な、
「よっしゃ、いっちょやるか!!!!!!」
と言う感じで、皆、それぞれの武器を確認、俺は、クルツ二丁、それくらい、で、外で煙草「マールボロ」に、緑の百均ライター、で、ライターのヤスリで、火を、吸い終わると、地面に、手で煙草を、捻じり、消し、そこらに捨て、で、車に乗り込み、柿峰の道場に、ま、広場だけ、ど、
「撫子、俺が帰ってくるのを、な」
「うん!!!!!!!」
パソコンを手に、良い返事、って二人、その目、何、
「何かある気がして」
「同じく」
麗華もマリアも、そうは思いつつ、男が、く、る、
「鞘に収めているみたいだが、抜刀術とかは、ないの、かい」
黒服の男、恐らく藍斗だろう、
「俺たちの流派には、抜刀は、な」
俺は銃撃を開始する、銃撃銃撃銃撃、
「兄上!!!!!!!」
「良也!!!!!!!」
いきなりで悪いが、俺には止める気など、ない、
「最後まで、言わしてくれん、のだ、な!!!!!!!!」
懐に入られた、早い、クルツで、
「な!!!!!!!!」
クルツをぶった斬りやがっ、
「良也殿!!!!!!!」
間に麗華が、麗華との鍔迫り合い、刀が弾かれる、そこに、
「これで!!!!!!!」
マリアが、投合剣を、だが、それを難なく弾く、俺は銃撃を続ける、
「俺のクルツを!!!!!!!」
「弾が無駄だぞ、良也!!!!!!」
俺の名前を、知ってて当然、か、弾が切れた、放り捨てる、グロックで銃撃を開始する、刀で弾きやがる、銃撃銃撃銃撃、刀で弾か、れ、銃撃銃撃銃撃、カートリッジ、交換、銃撃銃撃銃撃、奴がこっちに、
「はっ!!!!!!」
「チッ!!!!!!」
俺は呻き、つつ、奴の刀を、グロックで、何とか、受け止、め、蹴りを、だが、奴は腕で受け、弾き、避け、
「良也!!!!!!!こ、の!!!!!!!」
そこに、マリアの、投剣、が、それを藍斗は、刀で、弾、き、
「外人が先か」
チッ、狙いがマリアに、投合剣を弾き、難なく接近、剣と剣が弾きあう、
「光栄です、わ、ウッ!!!!!!!」
マリアが腹を蹴られる、
6-2
「体術も、見事、だ、な」
強いな、銃撃銃撃銃撃、刀で弾かれて、
「次はお前だ」
ほくそえ、む、奴が、銃器銃撃銃撃、またこちらに、弾丸を弾き、つつ、接近、し、
「一閃!!!!!!!!!!」
「チイイイイイイイイイ!!!!!!!!」
妹を甘く見たな、横から強烈な刀の剣圧が、それを受け止める、藍斗、今、銃撃二三、確実に奴の懐に弾丸を、だが、
「まだ、か、しぶといな、藍斗」
「俺は、俺は、こんな、ところ、で」
「兄上!!!!!!!」
銃撃二三、奴が倒れる、血が広がる、
「俺の手で、な」
苦笑する、
「良也殿!!!!!!!」
俺の胸を叩き、泣く、麗華、
「良也・・・・・」
マリアも悲しそうな顔をする、だが、彼女も分かっているであろう、この、結末、を、
「撫子、帰った、ぞ」
「良也・・・・・」
撫子も、察してか、何も、聞かない。
麗華は、泣き崩れていた。
これが、俺の、仕事。
そうだと。
俺は。
・・・・・・・・・・・・・
「まさか来るとは、な」
「あの時、誰かが、それを、良也殿が、かって出た、まで、責めるのは、お門違いでござ、る」
「麗華さん・・・・・・」
「俺には、あの時、ああするしか、なかった、それだけ、さ、責められても、仕方、ない、よ」
「良也殿、本当に、すまぬ、父上も、そう申してくれと、だから、私を責めてくれて、構わぬ、のだ」
「俺は、誰も責めない、よ、麗華」
「良也、殿・・・・・」
「う、うん」
あ、撫子が、怒って、そうして、彼女は、
「また、仕事、何でも良い、頼みに来いよ、麗華」
「では、また、次の機会に、たっしゃで、良、也、殿」
「麗華さん、いつでも、来て、ね」
ありがとう、と、彼女は、
「さて、と、一服するか、な」
煙草を咥え、
「私も、いる」
子供には煙の害がって。
子ども扱いは、その。
いけないん。
だよ、な。
そう。
な。
便利屋村井1