憂鬱の唄

なんという憂鬱だろう

楽しい会話や美味しい食卓

でも 今は無気力で

表情も出ない

なんと憂鬱だろう

体も力は入らずに

視野から入る情報は殻の瓶に溜まっていくばかり

その底から闇のなかふつふつと星が光ってるようなそれらは

今は静かで無気力のもとに沈んでいる

なんとも憂鬱だろう

虚ろな目はただただ見て

耳たぶ上の穴から入る音はカタカタと云う足掻きのキーボード音

何かして元気だそう

音楽か

流れか

詩か

言葉綴りか

松影から覗く月

桜葉のひさしの下に月 樫の影、松の陰、木々の陰が囲う月

今日は月が少し欠けた明るさだったな

雲は青く照らされて

観覧車は青く光っていたよ

今は心も冷色で

青は落ち着きの色 冷静の色だよ

月だって綺麗でしょ

でも今の心の青は少し揺るが無すぎる憂鬱の青

今日は一日落ち込んだ日

現状維持を続けなければならないとか

これからちょっと不安とか

そんな感じの

夜の闇は不安だろう

みながひっそりと丸くなっている

ゆっくりおやすみよ

少しの間

それらを抱いて体休めて

目を綴じたいなら綴じればいい

人形みたいに脱力してたいかい

すればいい

キーボードも止めば静寂に戻る夜

それもいい

それもいいから ちょっと眠ろうか?

疲れてるんだよ

元気ないときも 憂鬱なときもたまにはあるさ

今はそのままで

いいんじゃない……?

元気だしたいとき

疲れないなら音楽聴けば

瞑想だっていい

リラックスした姿勢でいいからさ……

ね……

またここに来る?

いいよ いつでも

心開けてあるときは

溜息だってつきたくなるだろう

一息入れたら

無理せずまた戻って元気に

健康が第一だからね

あとは愛探すとか

夢はあるから

今はちょっと

考えずに

そっとしてよう

憂鬱の唄

憂鬱の唄

二週間以上前から自宅療養。怪我の関係で。 今日、憂鬱で仕方が無い。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-11-04

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