第三話「Introduction to tragic~悲劇の序章~」
久々の更新。
実際の日付と誕生日はリンクしてませんのでご注意を。
先「では、また明日会いましょう。さようなら。」
今日も学校が終わった。
僕は足早に支度をして家へと急いだ。
僕「今日はレンの誕生日だ。急がないと。」
今日は12月27日なのだ。
僕「ケーキ買って、ジュース買ってっと・・・」
慌ただしく家に帰りすぐさま買い物へ行こうとすると、
レン「あのさ、マスター...」
僕「ん、なに?」
レン「今日なんの日か知ってる...?」
僕「あぁ、大丈夫だ。ちゃんと覚えてる。お前の誕生日だろう?」
レン「そのことなんだけど...」
なんだかもどかしくなってきた
僕「もう、なんだよ。はっきり言えよ。」
レン「誕生日祝いみたいなのでさ...ちょっと行きたいところがあるんだけど...」
僕「おう、言ってみろよ。」
レン「ん...京都に行きたい...」
僕「んなっ...!」
一瞬、無理だと言わんばかりの顔になってしまい、悟られないようにごまかした。
僕が何故無理そうな顔をしたか、
べつに行けないこともない。
電車を使えば簡単だ。
お金がないわけではない。
貯金ならある。
ただ・・・
嫌な予感がする・・・
まぁそんなのは何の根拠もない勘だったからすぐに無視して
僕「よし!行ってやろーじゃねぇか!」
レン「マ、マジでぇ!?」
レンは驚いた様子だった。
しかしそれは行きたくないのではなく心から喜んでいる驚きだった。
このときあの勘を信じてやめておけば...
そう、あんな悲劇が起こるとも知らずに...
レン「わぁ~!すげぇ!」
次の日、冬休みである僕はレンだけを連れてきた。
...そうしたかったが
ミク「ほんとだ~!」
リン「早く何か食べたーい!」
この二人まで一緒か・・・
ちなみにカイトは置いてきぼりだ。
机の上に『出かけます。4日後に会おう。食事は適当に。マスターより』
と書いてきたから問題はないであろう。
そんなこんなで僕たちは京都dも有名な旅館に泊まることにした。
僕「はい、これ部屋の鍵。ミクとリンで使えよ。」
そう言って鍵を渡した。
僕「レンは僕と同じ101号室な。」
レン「っ///」
僕「なに照れてんの?」
レン「別にっ」
可愛くないやつ。
とりあえず部屋に行って荷物を置く。
ミクたちが気になり、部屋を出てミクたちの部屋、102号室に向かう。
隣の部屋だ。
入ろうと、したその時中から、
リン「個室だ個室~!」
ミク「今日は晴れてよかったね!」
リン「ところでさ、マスターとレンって同じ部屋?」
ミク「そうらしいよ~?」
リン「まさかあの二人・・・禁断の行為を・・((ry」
ミク「な、なんですとっ・・・!」
ガラガラ
僕「お前らぶっ飛ばすぞ?」
ミ・リ「すんません!!」
とりあえず明日のために今日は寝ることにした。
次の日が悲惨な日だとも知らずに・・・
第三話「Introduction to tragic~悲劇の序章~」
Bl要素が多々含まれてしまいましたw
久しぶりの更新でごめんなさいw
では
本日もご覧ありがとうございました!!