承花でハロウィン
ハロウィン絵が結局描けなかったので文で。という結果がこちらです。
10月31日。世に言うハロウィン。
しかし、今年のハロウィンは平日。特に何もないだろう。まぁ、この間の土日なんかはハロウィンイベントがあったらしいが...。
「承太郎ーッ!」
振り返ると花京院が居た。いや、居ただけならいいのだが......格好がいつもと違う。あれは仮装だ、ハロウィンの。
「てめぇ、なんだその格好は...」
「何って....ハロウィンの仮装だよ」
「.....んな事は分かる。なんで学校行くのにその格好なんだよ」
暫しの沈黙があってから花京院が口を開いた。
「......今日、何曜日?」
「金曜日だ」
「と、言うことは........学校..あるよね」
「勿論」
「あ...あぁ...あぁぁぁぁぁぁぁあぁあッ!!?」
花京院が膝から崩れ落ちた。
「あぁ、僕はなんて過ちを.....。まさか....曜日を間違えるなんて.....................承太郎」
「なんだ」
「帰ろう」
.......花京院から帰ろうなんて言われるとは思わなかった。
「おい、今なんて.......「帰るぞッ!承太郎ッ!!」
とにかく俺は花京院に引っ張られた。そしてそのまま到着した場所が俺の家。
「ちょっと待て。帰ってくるのは構わなかったが....なんで俺の家なんだ」
「なんでって、僕の家に帰ったら親に怪しまれるでしょ?学校はどうしたのって」
いや、もう既に怪しまれるだろ。という台詞は敢えて言わないでおこう。
「さぁ!承太郎ッ!『Trick or Treat』!!」
「あぁ、ちょっと待ってろ」
俺はそのまま家に入りクッキーを持ってきた。
「待たせたな。ほらよ」
「え、あ、ありがと.....」
「ん?何が不満だ?」
「いや、まさか用意してあるとは思わなくて....」
「ふん、てめぇにやる菓子ならいくらでもあるぜ」
承花でハロウィン
オチなんてありません。すいませんでした。突っ込みたいところは私も色々とありますがスルーしてくれると嬉しいですwww