心詩の詩

あの彼方に

目の前にある砂時計は

止まることを知らず

ただ時間に逆らわず流れていく

僕たちは

この星が瞬きをするほどの時間も生きれないというのに

何故人々は

争うのだろう

何故人々は

憎しみを生むのだろう

いったい誰が

あの子供達の未来を

いったい誰が

この世界の行方を守れるのだろう

僕たちは

この掌に

誰かを包む勇気を持ってるというのに



あの彼方に



光があるとするなら



僕たちは



伝えなければならない



この今を生きるという事を



未来という光を無くさないように…

雨のち命

大地に雨が降り


乾いた土を癒す


そして


小さい新たな命が生まれる


そして太陽が恵みを与え


新しい命は


その使命を色鮮やかに飾る


雨は時に全てを洗い流す


悲しみも苦しみもかき消すように


嵐が去ったそのあとには


小さな命が芽吹く


それはまるで


雨が命を運ぶかのように


今日もどこかで雨が降り


新しい命が産声をあげる

あなたという物語

目の前は暗く


足元には何もなくて


でも振り返ればそこには


今まであなたが歩んだ道があり


そして今


あなたという一つの物語


目の前が暗いのは


足元に何もないのは


何も怖くないんだよ


みんな目の前なんてわからないから


でもあなたが歩んできた道には


いろんな色に描かれた作品


あなたはあなたのままで


いつの日か


あなたが望む道を作れればいい



目の前は暗く


足元には何もなくて



でもあなたのその手には


これからの道しるべがある


過去のあなたからの贈り物のように

あなたがいたから

あなたがいたから

前を向く事が出来て

あなたがいたから

笑う事が出来て

どれだけ世界の宝物を集めても

あなたがいた事には敵わない


あなたがいたから

泣く事が出来て

あなたがいたから

辛い事も乗り越えれた

あの日あなたがいたから

小さな命が出来た



あなたがいる

だから生きていける

これからも

手と手

人それぞれが


色んな想いがあり


たくさんの気持ちがある



人は時に傷つけ


時に裏切ってしまう



でも


人には愛があり


誰にも譲れない物語がある


だからこそ僕達は手をとり


信じあえる



君はどうしたの?


こんなに愛がある世界で



君は一人



一人にならなくていいから


だから僕が君の手を引いて


君が望まなかった明日へ



大丈夫



僕がいるから


手と手を


君と僕の明日へと

賛嘆の歌

月に映るは


この星の影



あなたの瞳に映るは



はるか地平線



帰らぬ人


大切な人を


失う辛さよりも



待つ強さを持つあなたよ


あの星に映るは



あの人の面影


あなたの瞳に映るは


隠しきれない光の粒



哀しみを知るあなたよ


希望を捨てぬあなたよ


今こそ賛嘆の歌を




この星に映るは


幾多の過ち



あなたの瞳に映るは


あの人の


笑顔

ひかり

今もまだ燃えている


小さな光


まだ君の中にある



いまは小さくてもいい


諦めずに


その炎が



やがて輝きに満ちて


君を包むまでは



その小さな両手で



包んであげてください


何も離れていきはしない



君をずっと



待ってる



叶えてくれることを


今もまだ燃え続ける



夢という



幸せという名の君へ

君を想い


君を感じ


君がいる幸せが



永遠にと祈る


君に触れたあの日から


僕の中に響く歌


どの音も全て君への目印


君への道を


導く光


終わりのない歌は


僕をずっと包み込む


君は


あの日から


まるで夢を見たかのように


ただこの瞬間を受け止めれずに


不安と言う鍵をかけた


それでもいいんだよ


もう君は一人じゃないから


僕が鍵をあけよう


僕の中の歌を道しるべにして


君の待つ


暗く寂しい世界へ



そして奏でよう



二人だけの歌を


幸せという名の愛を

カケラ

ささやかな言葉


小さな温もり


優しい笑顔



あなたは



僕のカケラ



失ってはいけない


大切な僕の…



あなたは僕に優しさをくれました


あなたは僕に安らぎを感じさせてくれました


僕の中にはたくさんの花が咲き


それはとても綺麗で


次から次へと咲き誇り


僕を埋め尽くしていきました


次は僕があなたに


優しさで温もり溢れる種を


あなたは僕のカケラ


絶対に無くしてはいけない


大切なカケラ

心詩の詩

心詩の詩

詩を載せていきます 見ていただいた人の心に少しでも残ってもらえれば幸せです

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-10-29

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

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  1. あの彼方に
  2. 雨のち命
  3. あなたという物語
  4. あなたがいたから
  5. 手と手
  6. 賛嘆の歌
  7. ひかり
  8. 幸せという名の君へ
  9. カケラ