『 寿命 』

「これは願いを書き込めば何でも叶うノートだ。ま、一つ書き込む度に代償として寿命を三年支払って貰うけどな。あ、当然寿命に関する願いは無効だぞ?」

不気味なあの悪魔から不思議なこのノートを貰ったのは、確か一年くらい前の話だ。
会社をクビになってしまい、嫁さんにも見捨てられていた俺は、欲望のままに沢山の願いを叶え、好き勝手に暮らした。

「もっと金を寄越せ、もっと金を」 

そしてこの願いで千個目。

そう、千個目なんだよ。

『 寿命 』

『 寿命 』

極短小説。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-10-28

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