『 寿命 』
。
「これは願いを書き込めば何でも叶うノートだ。ま、一つ書き込む度に代償として寿命を三年支払って貰うけどな。あ、当然寿命に関する願いは無効だぞ?」
不気味なあの悪魔から不思議なこのノートを貰ったのは、確か一年くらい前の話だ。
会社をクビになってしまい、嫁さんにも見捨てられていた俺は、欲望のままに沢山の願いを叶え、好き勝手に暮らした。
「もっと金を寄越せ、もっと金を」
そしてこの願いで千個目。
そう、千個目なんだよ。
『 寿命 』
「これは願いを書き込めば何でも叶うノートだ。ま、一つ書き込む度に代償として寿命を三年支払って貰うけどな。あ、当然寿命に関する願いは無効だぞ?」
不気味なあの悪魔から不思議なこのノートを貰ったのは、確か一年くらい前の話だ。
会社をクビになってしまい、嫁さんにも見捨てられていた俺は、欲望のままに沢山の願いを叶え、好き勝手に暮らした。
「もっと金を寄越せ、もっと金を」
そしてこの願いで千個目。
そう、千個目なんだよ。
『 寿命 』