短歌、「秋」

晩秋のざわめき響く雨音に身体を撫でる肌寒さかな

しんとした窓の向こうの秋の夜の薄ら寒さに心は浸る

近し日の紅葉を待つ秋の日に我の心は赤く染まりぬ

晩秋の空から落ちる光線に衣に染みる過ぎ去りし汗

オリオンの流星群を探せども雲の向こうで星は散りゆく

肌寒い風に吹かれて桜木の足元に散る茶褐色の葉

農道は薄らと寒い秋風で蛙の声は遠くに消える

短歌、「秋」

短歌、「秋」

短歌です。良かったら、読んで下さい。

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-10-27

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