泣き虫な魔女とそれを守るナイト
初めて書きました!・・・はいダメダメだと思いますが時間が有り余ってる方読んでくれるとうれしいです
廃墟に居る悪
「はぁ・・・私はゴミを潰してるだけなのにどうしてこうなったんだろうね?」
一人の少女が石を蹴りながら喋った
「貴方がゴミだけじゃなく街ごと滅ぼすからでしょうが!今では犯罪者よ!」
もうひとりの声が聞こえた 少々苛立っている
「文句言っててもしょうがないでしょ?ほら"エル"今日の寝る場所を探さないと!」
一人の少女が"エル"と言う少女に話しかける
「はいはい・・・仕方ないわね・・・じゃあさっさと・・・うん?」
エルが返事をしようとして・・・止めた目の前の光景に唖然としているからだ・・・
「よくあるよね・・・こうゆうの・・・私は見ていて嫌な気分なんだよ・・・小さな子を奴隷にしようとするのは」
一人の少女がその光景を見ながら喋った
「そうね、私も嫌だわ・・・でどうする?助ける?それとも見捨てる?」
エルが笑いながら聞いた
「それは・・・助けるしかないですよね?」
もう一人の少女も笑って答えた。エルもそれを見て頷き
「それじゃよろしく頼むわよ!犯罪者!」
エルが笑いながら言う少女も「こちらこそ」と笑って答えた。
「いいから離して下さい!私の娘を貴方に渡すわけありません!」
「うるせぇ!俺達に逆らうな!さっさと渡せ!」
「嫌です!離して!」 「うるさい!黙れ!」
男が苛立って女性を蹴った、酷い音が聞こえた
「さっさと渡さないからこうなるんだ!覚えとけ!ハハハハハh」
高笑いを上げてる途中で異変が起きた、彼の腕が"一本"ないのである
「・・・な!腕が!俺の腕がぁぁぁぁ!」
腕のあった場所を抑えてると一人の少女がこっちに歩いてきた
「な、なんだあいつ・・・おい!お前ら殺っちまえ!」
彼の合図と共に下っ端が動くがそれは逆効果だった
「Ветерпо!」
その言葉を呟いた瞬間 下っ端の体が木っ端微塵になった。
「・・・んな!?」
高みの見物をしていたボスは驚いた、突然下っ端が粉微塵になったのだ。
「勝てるわけがねぇ・・・一刻も早く逃げなければ!」
ボスは走って逃げようとした、しかし遅かった
「へー・・・あそこに居るのか・・・フフフ♪久しぶりに楽しそうな相手ね♪」
エルは笑いながら言ったそして
「Сенсорныйкаккопьенадождь」
と呟いた瞬間彼は全方向から槍が刺さっていた。
「エル!お疲れ様~どうだった?」 「あ!お疲れ~・・・また犯罪者としての株が上がるわね・・・どうするの?ゆまちゃん♪」
"ゆま"と呼ばれた少女は少し考えてから言った
「とりあえずこの人を回復させてから考えよう?ここに住んでるようだから訳ありのようだし」
彼女は少し低いトーンで言った、しかしこれでも心配してるのである。
「とりあえず!この人を治療するから待っててね?」
ゆまは少し深呼吸してから呪文のスペルを呟いた
「Пожалуйста, предложил ей целительную силу Бога ... мы」
ゆまが呟き終えると同時に女の人の傷が治っていた
「ん…ここは何処でしょう…」
目が覚めたばっかりでぼんやりしていた…がゆまを見ると同時に顔が凍りついた…
「まさか…お前は魔女!来るな!私はまだ死にたくないんだ!」
女の人の言葉でエルは怒り一瞬で斧装備して斧を振った・・・がそれは剣で弾かれた
「ゆま!止めないで!こいつは唯一の友人を馬鹿にしたの!一発でもいいから殺らせて!」
「いいから・・・ついでに私がこうゆう扱いされてるのは知ってるでしょ?もう慣れてるから大丈夫だよ」
ゆまは感情を出さずに言った、その目には感情がなかった。
「っ…わかった…」
そう言いながら斧に力を込めると同時に斧が消えた。
「それで?魔女さんが何の御用ですか?出来ればいなくなって欲しいのですが!」
女の人が声を上げて言った
「そうですね・・・それでは帰ります…北北東にお子さんが待ってますよ、それでは」
と言うと同時に二人は消えた
泣き虫が生み出した過去と答え
二人が来たところは廃墟だった、とても静かで風通しも良かった…
「はぁ…ごめんね?私のせいで…」
「いいから!元気だそう?ね?」
エルはゆまを慰めていた…私よりも小さな体で犯罪者なのだ…精神が疲れても仕方ない…時々
「?!ごめん!私ちょっとトイレ!」
と言って口を塞いだまま外に駆け込んでた事もあった
(だから絶対にあいつらは許さない・・・たとえ国家が全力でせめて来ても必ず守る!)
エルはそう心に決めていた。
(私…最近エルちゃんばっかりに頼ってるな…最近吐いちゃって心配とかさせちゃってるし…でも!まだ大丈夫!まだまだ行ける!)
ゆまは幼い心にこの気持ちを刻み込んでいた
すると突然ゆまがカウントダウンを始めた
「5・4・3・2・1・0! 祝!私とエルが会ってから3年!」
カウントダウンにドキドキしていたがそれを聞いて安心したと同時に嬉しさがこみ上げてきた
「そうかぁ…もう3年かー…相変わらず成長してないなー」
エルが暫くからかっているとゆまが提案してきた
「昔…嫌なことやいい事も全部話さない?せっかくの3年目だし!」
「そう…だな1.2年前は色々と忙しかったからな」
「それじゃあ話そう?」
こうして二人は過去を話あった
「そう言えばお前とあったのは城下町の店だったな」
「そう言えばそうでしたね!あの時は貴方武器を盗もうとしてましたね」
「今となってはいい思い出さ」
「おい!おっちゃん!この斧見せてくれないか!」
「あん?お前みたいなガキに使いこなせる訳ないだろ!」
「失礼な!私でもちゃんと斧は出来るんだぞ!」
「ほうほう・・・よし!嬢ちゃん気に入った!好きな武器一つ持って行きな!」
「本当か!じゃあこれを頼むよ!」
「これか…うちでは1番2番を争う武器だが・・・もってけドロボー!」
「あれがとう!」(これで武器は2個揃った・・・後は合成すれば・・・)
「待ってください!」
「ん?なんだ?」
「その人!万引きしてますよ!」 「本当かい!嬢ちゃん・・・」
「ええ・・・今の斧とさっきの斧を入れ替えてましたから」
「ちっ!万引きとは酷いじゃねーか・・・信頼してたのによ・・・」
「・・・仕方なかったんです・・・私の家・・・鍛冶屋でその後継がないといけないみたいでそれに必要なお金も用意してくれなかったんです・・・」
「酷い家もあったもんだ・・・ん?嬢ちゃん何処に行くんだい?」
「もちろん!そいつらをぶっ飛ばしに行くだけです」
「ちょちょちょ・・・そこまではやりすぎじゃあ・・・」
「いえ・・・だって当回しに泥棒してこいって言ってるじゃないですか・・・」
「俺も賛成だ いくら自分の子だからと言ってここまでは酷いな」
『そう言って二人は私の家に行ったんだよね』
『最終的には親に賠償金払わせたよね・・・恐ろしい』
『あはは…』
『他には…ってあれしかないか…』
『…そうだね…』
「きゃあ!子供が!子供が!」
「誰か!結界使いを呼べ!」
「おい!返事をしろ!誰か!早く腕利きのやつらをよこせ!」
「もう嫌だ!死にたくない」
『私・・・魔力の暴走起こしたんだっけ・・・』
『そうだね・・・』
「あいつは悪魔だ・・・街を滅ぼす悪魔なんだ!」
「うわあぁぁ」 「きゃぁぁぁぁ」
「お願いだ!ゆま元に戻ってくれ!」
「ああぁぁ」
「こんなの君自体が望んでないだろ!」
「あっ・・・あぁぁぁ」
「さぁ!皆に謝ろう!誰だって魔力の暴走はあるさ」
「あっあああぁぁぁぁ!Аоки пламенипоГори!」
『私が最後に聞いたのは・・・人々の悲鳴と炎の消化音だった・・・』
『大丈夫…貴方は強い…もう暴走なんて起こさないよ・・・』
泣き虫な魔女とそれを守るナイト
多分読んでくれた方ありがとうございます とりあえず続けるとは思うので待ってるもの好きさんが居たら待っていてください では用語説明をします!・・・まぁ大体どっかからパクった設定があるかもですがね
魔力暴走:魔術師が起こす現象ですね。これが起きるのは1度と言われてます 実際に起きたのは主人公であるゆまちゃんが3年前に起こした現象です
魔力暴走の規模は魔法使いの能力によります…(どっかのマド○ギみたいな物です(殴
それでは!また見てくれる方に幸運が訪れますように・・・