『 タイミング 』

「ふふふ、この日この瞬間をどれだけ待った事か。人間に封印されてからずっと、今日のこの日を待っていた。千年、千年だぞ?千年の間、お前達への復讐だけを考え続けてきたのだ。さぁ、人間ども。復讐してやる。喰らってやる。俺様の恐ろしい姿を見て恐怖しろ!絶望しろ!ガハハハ……ハ?な、なんだ。その視線は。俺様を哀れんでいるような、その視線はぁぁぁ!』


それは地球が爆発する数分前。
脱出用の宇宙船に乗れなかった沢山の人々の前に、それはそれはおぞましい怪物が現れたのだ。

『 タイミング 』

『 タイミング 』

極短小説。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-10-26

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