ウチはウチ あいつはあいつ
紹介 名前:綾瀬 詠莉(あやせ えいり)
性別:女
年齢:中2
今までの彼氏人数:24人
本気で好きになった人:0人
仕事:雑誌モデル(けど飽きて辞める)
性格:あきっぽい、軽い、意地っ張り、短気、めんどくさがり、多重人格(自覚なし)
けど 友達思いで、親友のためならなんでもできる、男っぽい、曲がった事が大っきらい!!! などなど・・・
名前:須貝 哲也(すがい てつや)
性別:男
年齢:中3
今までの彼女人数:1人
本気で好きになった人:1人
仕事;ただの中学生
性格:単純、純粋、素直じゃない、鈍感、天然ドS、ド変態、クラスの人気者、好きな人に対してそっけない
喜怒哀楽が激しい、1度決めた事はやりきる、甘党、俺様
さて 問題です この2人どうなるでしょう?
付き合うと思う?小説だから?
これはある意味正解 けどある意味不正解
だってね この2人お互いの事知らないもん
出会ってもないもん
この2人に恋が芽生えない
しかも性格を見てみましょう 2人とも自己中 無理ね 恋なんて
side 詠莉
「はぁーだるい 眠い 疲れた」
これウチ↑
「また言ってるよ こいつ」
これ親友↑未華
ここ屋上 お昼の時間 美香とお昼ご飯中
「ねぇねぇ未華 どうしてそんなに可愛いの?」
「それはね 詠莉みたいにゆがんでないからよ」
「あら、それは初耳だわ」
美香は可愛いの♥ ウチと違って 性格は良過ぎお姉ちゃんみたい 色白でちっちゃくて なんか吹いたら飛んでっっちゃいそうな感じ
それに比べて ウチは
ピ ピピピピピピイ~♪
「あ メールだ。またこいつかよ もう終わったって言ってんのに」
「ねー詠莉いい加減その男遊びやめたら?」
毎日のやり取り ウチはモテル だってモデルだし 一応ハーフだし 勉強は本当にダメだけど スポーツどんとこいだし
スタイル最高だし
そんな完璧なんだから モテテ当たり前 だから男がどんどん寄ってくる
優しいウチは 付き合ってあげるの だから 8股かけてたりしてるかも?
「なんで?」
「あのね 付き合うって言うのはお互い好き同士で一緒にいたい!って思うから付き合うんだよ?」
ウチにはわかんない
「ウチ好きだよ?雄二も健太も栄治も」
「どこが好き?」
「みんな洋服とかアクセサリーとか買ってくれるし」
超ーーーーでっかいため息をつく未華
ウチが男遊びをやめないのは理由がある
未華にも言えない
ウチがどんなに惨めか知られたくないもん
未華 いつか言うね・・・・ あなただけがウチにとって 大切な人だから 美香を失うぐらいなら ウチは死ぬよ
俺は俺 あいつはあいつ
side 哲也
女の子って可愛いい!!!!!!!
すっごく!!!
「『女の子って可愛い!!!!すっごく!!!』って考えてるだろ?また」
「やば 俺そんなに顔に出てた?真人」
真人は俺の親友 ガキの事から一緒 兄弟って感じかな
「おう 毎日毎日御苦労です」
「お前モテるんだから そんなに女の子が欲しいならいくらでもいるんじゃない?」
「いや だめ!!!俺は理想の女の子に会うまでは絶対にいやじゃぁ!!!」
「あっそ 別にいいけど 俺には未貴ちゃんがいるから」
美香ちゃん 俺らと同じ学年の女の子 真人がメロメロの子 美香ちゃんは可愛い 天使みたい
で そんな可愛いから もちろん モテてるんだと思う けど有名なのが 美香ちゃんの親友らしい
1つ年下らしい 名前知らない 顔も学年も 俺はね
でも 学校中の男子が美香ちゃんとその得体のしれない女にメロメロだ
可愛いから女の子は大好き!だけど俺には理想がある
それは 可愛くて、気遣いができて、素直で、優しくて、スタイル良くて、俺より身長ちっちゃくて、なにより 学校の俺じゃなくて 本当の俺を見つけることができる子
その子が現れるまで 俺は女の子たちと友達で入るけど それ以上ボ関係にはならないって決めてる
1度現れた事がある 幼稚園の時だけど 初彼だった けど突然いなくなった どこへいったんだろう
マンガみたいな出会い方をしても運命じゃないし
side 詠莉
美香と下校して家についた ウチは自分の家ほど嫌いな場所はない
「はぁ~・・・・。」
「ただいま。」
シ――ン・・・・・・・・・
そう 『お帰り』って言ってくれる人がいない
暗い部屋 中学生1人には広すぎる マンション
シンプルな家具 必要最低限の物しか置いてない 家にいる事が少ないから
「あ!今日は7時から撮影じゃん!」
急ごう!!!
あわてて準備をしてあわてて家を出て 道を渡ったら ドン!!!!!!!!
「!?」
「は!?」
ぶつかったのは中年のおっさん・・・・・・
運ないな―
「ああー痛いな― どうしてくれるの?? きみ可愛いから 相手してくれたら許すよ」
はぁ?!?!?!?!?!?ざけんなおっさん!
反射的につい 気絶させちゃった
はい そう ウチ格闘時いろいろやってた 全部黒帯
ウチは普通の人に比べれば すごい 才能であふれてる
勉強が例外だけど
それで時間ないからタクシーを捕まえようと待ってた
6時半間に合わない!!!
泣きそうになってたら 目の前にバイすが止まった すると スラットしていて 痩せているけど程よい筋肉の付いた 茶髪の目が真っ黒の男が立ってた
うわぁーかっこいいーもてるんだろうな~ って思ってたら
「きみ可愛いね― お兄ちゃんが助けてあげようか?」
子供扱いされた 確かにウチの見た目は 子供身長155cmけど 金髪だし 目青いし
外国人に間違えない?普通
でも 腹立って「はぁ?!なめてんの?てめー 邪魔っさっさと消えてくんない!?」
て気がついたら言ってた
過激な女の子
side 哲也
初めて言われた・・・・・女の子にこんな悲しい事
あたりが結構暗くて全然顔が見えないけど 金髪のちっちゃい少女は俺に
『邪魔だからさっさと消えろ』っていった!?
女の子って可愛いもんじゃないの!?
彼女がすごい困ってるみたいだから声かけたのに
はぁー!?!?!?!?!?!?!!?
久しぶりにキレた
「ねー聞こえない?邪魔!」
少女の言葉で我に返った
女の子はこんな汚い言葉使っちゃだめなのに
「ああああああああうっざいわー もう あっち行くわ!」
って言って 少女は離れた
俺放心状態
ピリリリリリリリ♪
あ。。。。俺の携帯
『もしもし?哲也 今どこ?』
『真人ーーー(泣) 聞いて!!女の子にね 邪魔だからっさっさと消えろって言われた!!(涙)』
『あれま~ じゃぁーこっち来いよ 今日モデルの撮影あるらしいから見にいこうぜ!』
『モデル・・・? 可愛い??? いや 可愛いに決まってるな おっし!行こうぜ』
気分を直して 少女が行った先を見ると もう誰もいなかった
バイクに乗って 真人の所へ向かった
ウチはウチ あいつはあいつ