鑑賞記録-秀山祭九月大歌舞伎「絵本太功記」「連獅子」より
東銀座にある歌舞伎座にて観劇。
友人の誘いで久しぶりに歌舞伎を鑑賞しました。公演千秋楽のわりにはいくらか席が空いていたよう。そして客層に目をむければ、同年代の若者はほとんど見当たらなかった。やはり「そうだ、今日は歌舞伎でも観にいこうか!」と若者が気楽に赴く場ではないのだろうか(二階席一隅に数名いるのを見かけたぐらいだ)。たしかにチケット料金をみてもなかなか手は出しにくい。
まず何を言っているのか分からない、ゆえに誰が誰で登場人物が何をしようとする場面か分からない、ゆえにお話についていけない、だから「つまらない」、となりがちだが、素人目にみても豪華絢爛な晴れ着をまとう役者が躍り出、立ちまわる様を「おーっ」と眺めるだけでも貴重な体験になるのにな、と残念に思う。
鑑賞記録-秀山祭九月大歌舞伎「絵本太功記」「連獅子」より