鑑賞記録-映画「地獄でなぜ悪い」より
2013年、園子温監督。
とっても人間愛に溢れた作品でした。というか園子温監督の愛で溢れた作品でした。なにより役者がみな楽しそうに芝居をしている、「映画(撮る)っておもしれんだぞ」ってただただ感じさせてくれる作品でした。終盤、ベートーヴェン交響曲第9番にあわせた乱痴気撮影シーンでは、大林宣彦監督の「ハウス」の如きバカバカしさと可愛らしさで興奮させてもらいました。映画が生き生きとしておりました。だからこちらも生き生きとした心持ちで2時間とちょっと過ごすことができました。
鑑賞記録-映画「地獄でなぜ悪い」より