思いと力
自分がどうしようもない人間だなんてわかっている
でも、どうすることもできないんだ、自分でもわからないんだ
心に体がついていかないんだ
後悔のない一日なんてなかった
前のむき方なんて忘れてしまったよ
後ろ向きのまま道を進んでくほど危険なことはない
どこに行くかわかんないジェットコースターに乗っているようで
そっちのほうがよっぽど怖いのに、前を向かずにいる
何が怖いのか、
自分に向けられる他人の目なんか
不甲斐ない自分を直視することなのか
偽りの防具を身にまとって大丈夫だと言い聞かせる
鏡に映った自分を敵だと思って自分を傷つけている、自分から逃げている
守ってくれる人なんていない、立ち上があれ、前を向け、逃げるな、恐るな
戦え
心の声がそう叫ぶ、明日の自分が、何か変わっていることを信じて。
思いと力