はずれのholiday

 せっかく借りたCDも
 DVDも全ハズレ。
 そんな日もある、まあ、あるさ。
 でも、なんでよりによって今日だろう。
 思えば心が塞ぐだけ。
 それも日常の一部とは
 分かっていても 気は晴れず
 うつらうつらと時は過ぎ、
 否(いな)、鬱々と 時は過ぎ
 無為に過ごした休日は
 ただ疲労感を増しただけ。
 そんなこんなの日常は
 きらりと光るものを見た
 その瞬間に様変わり。
 命に心がシフトして
 全てが変わってくるのです。
 はずれのholiday、消え去って
 命溢れる現在が
 この身、体を包み込む。
 そんな日もある、たまにある。
 決していつもじゃないけれど。
 たまにはそんな時もある。
 何かでアタリになる時も。

     <了>

はずれのholiday

はずれのholiday

残念な日もあるものだけれど……、といった内容の詩です。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-09-28

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