花舞祭

2011/05/04のもの

爪先には
花飾り

支配されていた音の中から
自由な風か吹いたら

指先から
風見の光

付点の節に拍子と囃子
喧噪に合わぬ柔らかな


踊れ
歌え
舞台の上で

惹いて
魅せて
花の祭


眠らない輝きと音色に依って
水面に咲く色が散って

積り
流れ
海と共に

羽根が揃い
翼になる

空に還り
色彩富んだ
輝きの花舞祭

花舞祭

花舞祭

  • 韻文詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青年向け
更新日
登録日
2012-01-18

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