アオハル

現実から少し離れると見えるもの
芽吹きだす優しさとか尊さとか
自意識過剰なティーンエイジ
出来ることと言えば親孝行
罪っぽい過去を償おうとしてみたり
周囲の悪とかみそ汁のあくとか
救っては捨て掬っては捨て
「どう?」って言ってみたって
何も変わらない毎日自分
殻を塗るか体を塗るか
変えたって変わらないし
変えなくたって変わってるし
堂々巡りの現実比
賢人の引率で整頓される未来へ
寝転がって転がって
「みんながみんな一人だね」
なんて言って笑ってる
どうしてこんなに空っぽで満たされているんだろう
空っぽな気持ちでココロがいっぱい

アオハル

ありがとうございました。

アオハル

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-09-20

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